「博士の愛した数式」(小川洋子著)
★★★★(ベアの満足度)
17年前の事故が原因で、80分しか記憶できない元・数学者。
博士と呼ばれる。
この家へ、10歳の男の子を持つ家政婦さんがやってきた。
家政婦といっても、若い。
母子家庭で育ったから、家事全般が得意で、
10代の妊娠で誰も頼れず、家政婦となった。
博士とこの親子との交流。
80分の記憶だから、毎日が初めまして。
でも、博士の語る数字は、ロマンを感じる。
家政婦さんは、贅沢できず、毎日の生活が精一杯。
でも、3人で囲む食卓は、とても幸せそう。
私は、日々の生活を有り難がることもせず、
不平やわがままを言ってばかり。
そんなことを気づかせてくれる本でした。
暮らしの中に、人との関わりの中に、
確かに幸せはあるはずなのに...。
それで満足できず、もっともっと...と言うのは、
贅沢病でしょう。
来年、映画化されるということですが、
2時間余にまとめるのではなく、
連ドラでじっくり見たい本でした。
★★★★(ベアの満足度)
17年前の事故が原因で、80分しか記憶できない元・数学者。
博士と呼ばれる。
この家へ、10歳の男の子を持つ家政婦さんがやってきた。
家政婦といっても、若い。
母子家庭で育ったから、家事全般が得意で、
10代の妊娠で誰も頼れず、家政婦となった。
博士とこの親子との交流。
80分の記憶だから、毎日が初めまして。
でも、博士の語る数字は、ロマンを感じる。
家政婦さんは、贅沢できず、毎日の生活が精一杯。
でも、3人で囲む食卓は、とても幸せそう。
私は、日々の生活を有り難がることもせず、
不平やわがままを言ってばかり。
そんなことを気づかせてくれる本でした。
暮らしの中に、人との関わりの中に、
確かに幸せはあるはずなのに...。
それで満足できず、もっともっと...と言うのは、
贅沢病でしょう。
来年、映画化されるということですが、
2時間余にまとめるのではなく、
連ドラでじっくり見たい本でした。