(大沼紀子著)
★★★★(ベアの満足度)
真夜中11時から5時まで営業のパン屋さんが舞台。
ブランジェ(パン職人)の弘基に
元カノ佳乃が婚姻届を手に会いに来た。
すぐになじんで看板娘になったのだが、
佳乃さんは、結婚詐欺師ではないかとの疑惑。
パン屋の常連、脚本家の斑目氏までもが夢中になっている。
美和子さんに出会う前の弘基のこと。
自分の力で這い上がってブランジェになった。
シュトーレン、ガレットデロワ、クロワッサン
もちろん、ストーリーの端々にパンが登場。
こんなパン屋さんがあったら、確実に
リピーターになっているだろう。
あ~、結末まで書いてしまいたい。
希実ちゃんの謎は、次回に持ち越しか~
強烈なキャラクターがマンガみたいで
続きが気になるお話でした。