running diary

マラソンやロードレースの大会記録や練習で感じたことを徒然なるままに記しております。

丹後ウルトラマラソンその1

2004-09-19 00:36:58 | Weblog
 9月19日(日)午前3時起床。
 前日スタート近くの駐車場で眠りかけたところ、係りのスタッフに起こされ選手用駐車場へ移動するように言われ、しぶしぶ従う。選手用駐車場はスタートから少し離れている上、簡易トイレが無いことに不満がつのる。ということで、あまり眠れませんでした。
 久野さんが用意してくれたカステラにウニをぬって食べる。ウニにはアミノ酸が豊富に含まれているそうです。味は???
 すばやく着替えをしてシャトルバスに乗りスタートへ。今年はスタートゴールが去年の網野北小学校からアミティ丹後に変更になった。(去年の方が便利でした)
 今回はランパン・ランシャツではなく、スレ防止のためスパッツ・半袖Tシャツを着用。靴はミズノWAVE PRECISION Ⅲといういでたちにしました。
 昨夜降ったにわか雨もやみ、見上げると星空。暗いうちからのスタートは初めて。これから100㎞走らなければならないという緊張感と、どんなドラマが待っているのだろうというワクワク感があり、何ともいえない気持ちの中、午前4時30分、いよいよスタート。
 最初は暗い中しかも集団の中でなかなか前へいけませんでしたが、10分も走るとバラけてきて、走りやすくなってきた。ランナーの呼吸と虫の声の中、5分/kペースで快調に飛ばす。しばらく走ると七竜峠の登りにさしかかるが、問題なく飛ばす。暗かったので5kポイントが分からず、ラップはとれず。
 七竜峠を下るころ、空が白んでくる。うっすらと朝もやもかかっている。爽やかな間にタイムを稼いでおこうと快調に飛ばす。朝早いのにもう村の人たちが沿道で応援してくれている。ありがたいことです。
 海沿いの村から少し登りに入り、下ったところに10㎞ポイントあり。52’06七竜峠を含めてこのタイムはまずまずだ。浜詰から果実園の間を通り国道178号線沿いに走りJRの踏切を越えると15㎞ポイント。5㎞のラップが23'28といいペースで走る。同じぐらいのペースで走る同年輩ぐらいの男性と併走する。くみはまSANKAIKANのエイドではナシ、ブドウ、オレンジなどのフルーツが置いてあったが、水のみで先を急ぐ。
 かぶと山を右手に軽いアップダウンがありそれを過ぎると右手に久見浜湾が見え、ここで20㎞ポイントがある。5㎞のラップ24'17。足はまだまだ軽やかだ。見慣れた景色に'02,'03年走友tempoint氏と夏合宿でここを走ったことを思い出す。
 久美浜町カヌー庫前(60㎞のスタート)を通り過ぎる。6時半ぐらいだが一般の人に混じって60㎞参加組が声援を送ってくれる。しばらく走ると左に折れ登りにさしかかる、この辺りで追いついてきた男性に声をかける。彼は毎年走っているということだが、このペースで行くと軽く10時間を切れそうに思うのだがいつも切れないと言って抜かしていく。不安がよぎる。25㎞の標識を見落とす。小天橋の架橋を渡り平坦な直線に入る。久見浜湾と別れ左に折れると30㎞ポイント。10㎞のラップは49'22と少し落ち気味だが5分ペースでは走れている。30㎞→35㎞のラップは25'43。
 日が昇るにつれてだんだん暑くなってきてペースが落ちてくるのが分かる。この先の七竜峠の登りでは予想通りかなりペースが落ちてしまった。頂上で吸水とともに前夜祭の時に半額で購入したZAVASのグリコーゲンリキッドを口に含む。スタッフの人に写真を撮ってもらい出発。少しゆっくりしたので、下りで取り戻そうと思ったが40㎞のポイントでは33'45と落ち込んでしまった。
 ただ海岸線は非常に美しい。気分を取り直して走っていると、去年と同じ場所で姫さんがタイガースのユニフォーム(ピンク)を着て応援してくれていた。写真を撮っていただき姫さんの笑顔に勇気づけられ出発。
 浅茂川漁港のエイドは去年同様うどんが待っていた。8時過ぎでお腹も減ってきたのでうどんを一杯もらう。出がけにココアが目に入り美味しそうだったので、一杯飲んで出発したが、これがいけなかった。すぐに喉が乾いてきたのだ。何とか気を紛らわしながら次のエイドまで我慢の走りでした。網野町に入ると喉の渇きもあるからか急に暑くなった感じがして少し足が重くなってきた。ふつうで考えたらもうフルマラソンを走っているわけなので当たり前なのですが…。あじわいの郷手前のだらだら坂の途中に50㎞ポイントがあり、5㎞のラップ32'34。
 ようやくあじわいの里、ここへの登りが結構きつい。エイドでもらった氷をスパッツと太股の間に忍ばせる。気持ちがいい。ここを下ればしばらく平坦。あしぎぬ温泉前を通過して55㎞ポイントの5㎞ラップは30'18。少し回復した。
 弥栄市民局のレストステーションで靴を履き替え着替えをする。しばらくゆっくりすると足が固まって動きづらくなる。ここからかなりペースダウンし、サブ10の夢は消えた。