あやとり

ぼくの“ようちえん”では、“あやとりブーム”！
ぼく　　「“けいと（毛糸）”がほしい～」
ママ　　「どうぞ～」
おねえ　「あ、あたしも、ひさしぶりにやる～」
おねえちゃんは“かぎばり”で、“あやとり”をつくりはじめた。

おねえちゃんは、ひさしぶりだけど…スラスラとできた。

ママ　　「もう、スラスラできちゃうね～」
おねえ　「だいぶ、なれた。」
ぼく　　「…やりたい。」
ママ　　「え～、がんばれる～？」
ぼく　　「がんばる！」
というわけで、ぼくは…がんばった。

ママ　　「そっちじゃなくて…」
ぼく　　「は～、“ゆび”がつかれた…」
ママ　　「“ちから”はいってるからね～」
ぼく　　「は～」
ママ　　「“きゅうけい（休憩）”する？」
ぼく　　「いや、がんばる。」
ママ　　「そうか。」
そして、できた！

ちょっと、ユルユルだけど…できた！
ぼく　　「Ｒちゃんに、あげる！」
ママ　　「よろこぶね～」
ぼく　　「こっちは、Ｒくん！」
ママ　　「じゃあ、キレイなのにいれてく？」
ぼく　　「うん！」

“じぶん”でつくると、うれしい。
がんばったから…うれしいも、おおきい。
たまには、“せのび”も…いいもんだ。

愛情ピザ

ママが“ピザきじ（生地）”と“トマトソース”をつくった。
ぼく　　「ぼく、のせるの、やる！」
おとうと「ぼくも～！」
というわけで、ぼくたちが“トッピング”をした。
ぼく　　「みてみて～」

ママ　　「ん？　なんかの“え（絵）”？」
ぼく　　「ちがうよ。」
ママ　　「あ、“じ（字）”か。」
ぼく　　「そう！」
ママ　　「ん～、むずかし～」
ぼく　　「おとうさん　ハートって、やった！」
ママ　　「がんばったね～」
ぼく　　「やいたら、おとうさんに、みせる！」
ママ　　「やいたら…みえなくなるね。」
ぼく　　「ど～して～？」
ママ　　「チーズは、のびるんですよ。」
ぼく　　「え～」
ママ　　「パパ、ほら、みて。」
パパ　　「お、がんばったね。」
ぼく　　「おとうさんってかいた！」
パパ　　「ありがと～」
ママ　　「さ、おとうさんを、やこうかね。」
パパ　　「え～、ひど～い。」
ママ　　「さ、おとうさんを、やいて、たべちゃおう。」
ぼく　　「たべよ～たべよ～」

やさしいのか…やさしくないのか…

補強工事

２かいの“せんめんじょ”がこわれて…ずいぶん、たった。
パパ　　「そろそろ、“せんめんじょ”かえようよ。」
ママ　　「だよね～」
１かいの“せんめんじょ”は、ホントに“てあらい”。
“からだ”のおおきなパパには…ちいさすぎる。
いよいよ“せんめんじょ”をかえることにした。
そこで、１かいの“もと（元）クローゼット”も…
“ほん”とかいれるので、“ほきょう（補強）”してもらった。
だいく　「きょうは、このままで…」
ママ　　「あしたは、のせても…」
だいく　「だいじょうぶです。」
“だいくさん”が、かえると…
おねえ　「きょうは、どうも、ありがと～」
ぼく　　「ありがと～」
おねえ　「“かんしゃ”をこめて…うたいま～す！」
ぼく　　「ジャカジャ～ン！」
おとうと「イエ～イ！」

おねえ　「♪ふり～はじめ～たゆき～が」
ぼく　　「♪あしあと～けして～」
おとうと「♪ありのぉ～」

おねえ　「まだだよ！」
ぼく　　「ちがう！」
おとうと「…」
そのまま、グループは “かいさん（解散）”。
すると、ひっそり…“カード”であそぶヒト。
おにい　「ここで、ドラムバンカードラゴン！」
おにい　「こちらは…コレでアタック！」


みんな、この“クローゼット”が…きになるらしい。
みんな、この“クローゼット”で…あそびたいらしい。

もうベコベコしてないから、いくらでも…あそんでよし！