民謡大会（幼稚園）

おとうとの“ようちえん”で、“みんようたいかい（民謡大会）”があった。
おとうとは“じんべい（甚平）”をきていったけど…
“おなか”のゴムがきれてて、ずっと“じんべい（甚平）ズボン”をおさえていた。
ママ　　「“ズボン”がたいへんだったね…ごめんね。」
おとうと「うん、“おしり”みえてた。」
ママ　　「“ゴム”をいれとこうね～」
おとうと「うん、たべていい？」
おとうとは“じんべい（甚平）ズボン”のことよりも…
“せんせい”からの“ごほうびクッキー”が、きになるらしい。

おおきな“うちわ”の“クッキー”に、ウハウハしてた。

ママ　　「おいしいかい？」
おとうと「うん！」
ママ　　「ちょっと“あじみ（味見）”させて～」
おとうと「いいよ！」
おとうとは、ちいさな“かけら”をくれた…
ちゃんと“ゴム”をいれてあげよう…うん。

スイカを採るタイミング

パパのはたけに、スイカをうえた。
めでたく、ちいさな“み（実）”をつけて…

どんどん、おおきくなり…

こっそり、“はっぱ（葉）”にかくしてみたり…

たっぷりの“あめ（雨）”でおおきくなり…

パパ　　「もう、とってもいい。」
ママ　　「え～、“つゆ（梅雨）”あけてすぐだよ～」
パパ　　「だって、くるりんってトコがかれたらいいって、かいてある。」
ママ　　「え～、“たいよう（太陽）”にあたってる“じかん”すくないよ～」
パパ　　「だいじょうぶだって。」
というわけで、スイカをとって…

たべてみることにした。
パパ　　「あ～、もうすこしだったか～」
ママ　　「おしい“いろ”だね～」
おにい　「なんか、しろくない？」
パパ　　「ちょっと、はやかったか～」

スイカをとる“タイミング”は、むずかしい…

なにごとも“やってみる”と、わかる。
なにごとも“やってみない”と、わからない。