弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

初回接見、留置に行くときの気持ちは?

2020-02-05 | 弁護士のお仕事(V版)。

ねぇ。あおい先生?

ちょっとおしえてほしいんだけど。

初めて対面する被疑者に会うために、

留置に行くときはどんな気持ちなの???



ええ・・・と、

それは、あくまで、私個人の感覚でいいということですよね???

あと・・・、

本当に真剣な心構えを知りたいときは、

ちゃんと刑事弁護の本を読むことをお勧めしますよ。

 刑事弁護Beginners と 事例に学ぶ刑事弁護入門 を、私としてはオススメします。


あおい先生に、そんなに多くを期待していないよ。

あおい先生みたいな、

弁護士に見えなくて、きゃぴきゃぴ弁護士している人が、

ちゃんと仕事ができるのか、ちょっと好奇心できいているんだよ。




期待値低いですね・・・(その方がラクですが)。

埼玉では、

「今日が担当です」という日に、弁護士が必要ですとなると、

自動的・・・つまり、

私のほうで、原則選んだりすることはできず、有無を言わせず、

国選弁護人のお仕事が回ってきます。


ですので、

女性の私であっても、わいせつ系と言われる事件が回ってくることもあります。


FAXで確認をするのですが、

注意して見るのは、

お名前・職業は当然ながら、

いつ勾留されたのか、

どこ警察署にいるのか、

罪名、

そして「別紙」に書かれている、

「何をしたと疑われているか」の部分ではないでしょうか。





別紙???

沢山書いてあるの???




これが・・・、

事案によるのです。

数行のことも珍しくありません。




じゃぁ・・・イマイチ、被疑者がどんな人か、

よく分からない状態で、

接見に行くこともあるってことだね???




ええ。お人柄はさすがに、なかなか予測しづらいですね。

あとは・・・分かる人もおられるらしいのですが、

「認め」(分かりやすく言うと「やりました」)

「否認」(分かりやすく言うと「やってません」)

の、どちらかも、私には分かりませんでした。


ですから、

「どんな人かな? 別紙に書かれていることをやったと認めているのかな?」なんて思いながら、

会いにゆきます。




ひまわりねことしては、

弁護士呼んだら、あおい先生が到着した時の、

中の人の気持ちがどうか、聞きたくなってきたよ。



弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)
◆プロフィール◆

埼玉弁護士会所属

埼玉県熊谷市の弁護士 中央大学法科大学院兼任教員

JADP認定夫婦カウンセラー資格取得 埼玉弁護士会司法修習委員会セクハラ相談窓口

離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。

詳細なプロフィールは弁護士生井澤葵 HP