不動産の現地調査の苦労話を続けます
特に、
相続財産管理人は、
不動産が、
長い間手つかずになっていることが多いです
加えて、
相続人がいないという案件の性質から、
なかなかヘヴィな問題が出ます
ここからは、
私の経験及び、知り合いの弁護士の方のご経験から、
今後現地調査に向かわれる先生と共有したい（？）、
教訓を、少しコミカルに記載いたします
簡単に室内に入れると思うな
荒れ放題のお庭、
草木ボーボー、入り口は蔦で封印されている物件
室内に入ってもホコリまみれのことも多いです
軍手・マスク・スリッパは必ず持参する必要があります。
持ち帰る物を入れるビニール袋もあるといいです。
気を抜くな。室内に人がいることもある
これは私が経験した件なのですが、
室内に、いないはずの居住者がいたことがあります
自分が管理する物件でもインターフォンは鳴らすべし。
気を抜くな。室内に元・人が鎮座していることもある
これも私が経験した件なのですが、
室内に入ったら、
ちゃぶ台の上に遺骨とご位牌が鎮座していたことがあります
心は強く持つべし。
敬意を持って今後を考えるべし。
（裁判所の権限外行為許可を得て、埋葬してさしあげることもできたりします）
なんとなく人の形をしたシミが床にあったという、
ご経験をお持ちの先生もおられます。
気を抜くな。人知を超えたことも、ある
室内に入ったら、
点いている筈のない電気がついていた。
色々気になる方は、お塩を持参してもいいかもしれません。
相続財産管理人のお仕事は、
一般的な弁護士の仕事のイメージと、
少し離れているような気がします
私は、この仕事をいただく度に、
ちょっとワクワクドキドキしてしまいますよ
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵（埼玉弁護士会所属）
埼玉県越谷市越ヶ谷１丁目１１番３５号
吾山ビルⅡ ４階
電話：０４８－９６９－３８０１
（お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです）
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士中央大学法科大学院兼任教員（「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当）JADP認定夫婦カウンセラー
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
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