以前、一緒に暮らしていた猫は、
生まれつき華奢な体つきをしていて、
ベスト体重も2.7キロ前後でした。
その猫が病気をして、どんどん食べられなくなって、
2.2キロまで体重が落ちてしまいました。
その猫を看取った後。
大きくなる、立派な体格な猫に、
来てもらいたい。
と、漠然と思いました。
猫を太らせない方向で、
心を砕きたい・・・と。
いえ、、、
どんな猫でも、
見送る時が近づけば、
みんな、軽く、小さくなってしまうのは知っているのですが・・・。
そうして、
大きくなる期待を一身に受けて、我が家に連れてこられた個体が、
こちらのノルウェージャン・フォレストキャットの「はな」です。
(骨太な前足がいい)
この猫種は、
体格の大きさも有名ですが、
北欧仕様の毛皮も有名です。
北欧神話の女神フレイアの車を引っ張っていたのが、
この猫種らしいです。
馬車ではなくて猫車・・・北欧はおしゃれだな。
ただ、
この仔猫時代の「はな」を見たとき、
「毛は大したことないな。個体によるんだろう。
長毛ではなく・・・中毛くらいだ!」
と、思っていました。
生後1年でもこれくらいです。
(通常猫は生後1年であれば成猫です)
ああ、
さっぱりした毛並みでいいね。
北欧の寒さ仕様というのも、大げさなもんだ。
そう、
のん気に考えていました。
そう、
私は知りませんでした。
ノルウェージャン飼いの方が、
「毛吹き(けぶき)」という単語をお使いになることを。
そして、
あらゆるノルウェージャンの飼い方説明で、
「3~4年かけて、ゆっくり大人になる猫種」と書かれていることも、
体重および精神的なものだと考えていました。
毎日一緒に暮らしていると、
変化に疎くなるのです。
はなは、静かに、着実に、2年をかけて、
ノルウェージャンの本領を発揮したのです。
はい!毛吹き~!!!!!!!!!
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◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
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