お医者さんに、「生まれて初めての執刀」の日があるように、
弁護士にも、「生まれて初めての仕事」の日があります。
法科大学院の模擬裁判の授業で、
弁護人席に座って、これから発言をしてもらうよ~・・・という時、
緊張している学生さんが多いです。
そんな時、
先輩風を吹かせている私は、
「あと、数年後には1人で法廷に立つんだよ。
ここで練習できて良かったじゃん
今日は、失敗してもダメージないよ」
なんて、
声をかけたりしています。
弁護士になった場合、
弁護士になって数カ月で法廷に1人で立つ可能性は高いです。
その理由は、
弁護士になると、数カ月で国選弁護人の仕事をいただくことが多いからです。
(国選弁護人は、多くの場合弁護士が1人しか就けられないので、
つまり、1人でやることになります。)
生まれて初めて1人で法廷に立つというのは、
なかなかセンセーショナル(私にとってですが)な、
「生まれて初めての仕事」だと思います。
ただ、
それ以外でも、
「生まれて初めての仕事」(そして予想外)は、
新人弁護士であれば、どんどん回って来るものです。
私の、一番最初に1人で任せていただいた実質的な仕事は、
なんと・・・。
面会交流審判(注意:調停ではない)の期日で、
司法試験はおろか、
司法修習中にも経験のない手続きで、
審判官(裁判官)・調停委員2名・調査官・書記官と、
やたら裁判所側の登場人物が多いものでした。
さらに、一番最初の個人事件は、
・・・家事事件の特別抗告です・・・!!!
なお、
生まれて初めて1人で法廷で“尋問”をしたのは、
やはり国選弁護人としてでした。
新人弁護士であればもちろん、
弁護士12年目となっても、
「生まれて初めての仕事」は尽きません
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
吾山ビルⅡ 4階
電話:048-969-3801
(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです)
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
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