三部作の最終編です。
二の丸に入る正門 鍮石門と呼ばれます。
二の丸正門と本丸東北櫓
本丸東北隅にある御劔八幡宮。子供の頃はここが城下町であることをかすかに聞いていました。
古いある時の城主が神社を招聘して作ったんだそうです。
しかし一般には城址は「八幡さん」と呼ばれていました。ガッコウ坊たちの遊(あす)び場でありました。
これは拝殿。
右上の樹木の生える高い土塁の上に本丸の東北櫓(丑寅櫓)が出来ています。
拝殿に掛かる扁額
左が拝殿、右が本殿。通常本殿へは入れませんがこの日、解放されていたので、賽銭をあげて入ってみました。
高いところに丑寅の櫓がかすかに見えます。
塀に張り付くように榎の古木があり、塀の屋根のチョコッと上で枯れて洞(うろ)になっています。そのわきからの枝がもう大木と言っていいほど古い木です。子供の頃、ここで遊(あす)んだの思い出にいつも覆いかぶさっています。
何だか古そうな装飾
偶然気が付きました。左に向かって折れた枝が何だか恐竜に見えませんか。目玉は葉っぱです。口は何だろう。描いたものではありません。
これも口を開けた蛇が如く^^ 右下にはさっきの怪獣
これはこれで巨木が恐竜に見えます。ココでは目は細い枝が朽ちたもの。
榎の古木上部
イヌビワがここには意外と多い。
クサギの実
ここは姫丸という曲輪の跡。廃城の跡に土塁を断ち切って道路としたところ。切取り面を石積みして補強してある。小学生の頃はオート三輪一台通れるくらいだったが、学校や文化会館、公園として整備され、歩道付きの広い道となった。
姫丸公園脇に立つ古い郵便ポスト。街中のポストでは見境なく張り紙され小汚いが。ココではそげなこともないようです。
完