かなり昔、20年以上?になるが電車通勤となって朝早く起きる必要ができた。その時目覚まし時計を買った。
長く使っていたが、目覚ましの設定、裏のつまみをまわして赤い設定時刻を示す赤い短針をまわすのである。
アナログ式、昭和の大昔からある目覚まし時計と同じ方式でわかりやすく、仕事にも遊びにも十分役目を果たしていた。
設定時刻はアナログ針で合わすので1、2分は誤差があると思うが意外に正確だった。
最近になって設定した時刻にアラームが鳴らず一時間ほど遅くなるようになってしまった。
どうしてもなおらず分解してみよう、治る可能性は少ないが。せいぜいメカニックを覗いていてやるのも供養と。
4本のビスで裏表を剥がすのだが一本のビスは外れずプラスティックの支持部を壊して外した。
単2電池使用の電気時計で時の刻みは水晶振動子(クォーツ) 長身短針、目覚まし時刻の針もつまみをまわす。
メカニックらしいものは黒い箱に閉じ込められている。ただ、目覚ましのベルは金属の「鐘」を両端に着いた打ち子をつけたアームをモーターでぶん回し「鐘」を鳴らすというくらいしかわからない。電子音でなく本当のアナログ式ベルである。
さてこれくらいの「法要」で廃棄処分するのであるが「燃えないゴミか」か「小型電気器具」かしばらく部屋の隅で昔を偲ぶことになる。
なお余談であるが、これで「スヌーズ」という言葉をなんとなく理解していましたが、捨てるにあたって調べたら「 居眠り。うたた寝」という意味でした。
完
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