この山の数少ないマンサクを見に行った・・・三月上旬。
株立ちの大きな木で高い位置に咲いているので、マンサクの花は望遠レンズで撮った。往復道中の様子なども撮ろうとて標準のズームレンズも使った。
ヤブツバキがよく咲いている。落ちツバキがこれから目につく。
最初の登りは岩っぽい。
しかし上掲のようなところは避けて下掲のような巻道があり、私はもっぱらこちらを通る。
岩登り道
岩登りを避け、巻き道経由で尾根の稜に出る。見通しが良い。
尾根の稜線を登る。
稜線はまた岩っぽいが、傾斜は緩く危険はない。高木が少なく見晴らしがよい。
見通しもよく夏なら風通しもよく休憩的地である。
アオハダは葉を落とし短枝は春の芽吹きを待っている
岩の多い稜線をすぎるとマンサクのガレに行くため、右手にそれる。その地点の目印が正面の背の高いクロバイの木。
分岐したあたりはコシダが茂りこれが道かと疑う状態。
ほぼ水平にトラバースすればざらざらの風化した砂利斜面である。そのザレも樹木が茂り、わかりにくくなっている。
砂利状態のガレ場末端
ガレの岩塊末端が見えてくる。
見上げるガレ場。これを登るとマンサクが見られる
ガレ沢の勾配は緩く安定していて、危なくはないが歩きにくい。
岩塊は白っぽく領家帯の変成岩か?
岩に苔が付いたり、落ち葉が詰まっているのは岩塊が安定しているから。
左手マンサクが見えてきた。幹が数本まとまった株立ちである。
古い幹は樹肌が荒れ、少しづつ枯れかけていく。太い幹径は10数センチ
高い枝を見上げると花が日陰の場合空の色より暗く逆光状態で見にくい。
そこで枝より高いところまで登って花の背景が暗い山肌にすると花が見やすい。そうして撮ったのが下の写真。
花弁に捩じれが少ないように感じる。花の時期が遅いからか、この木の形態か?
下掲は空が青く、幸いに花が日にあたっていたので下から見上げてもよく見える
花に日が当たっていないとこういう具合。
花を見てから少し登り、山腹をやや下り気味に登った尾根の稜線上部にもどる。
戻った北尾根は良く踏みしめられたはっきりした道。
登りで分岐した目印のクロバイ。
登った岩場尾根を下るのは歩きにくそうなので、ここから右手の山腹を下り行者沢に下りる。この道のほうが岩場尾根より昔からあった道で、今は人通り少なく分かりにくくなっていた。山腹を斜めに上流側に下る。
見覚えある山腹斜面に戻ってきた。桜の大木とヤブツバキの多いなかなかいいところだ。
山桜の大木
幹が滑らかで白いヤブツバキ
行者が沢の渡渉点
直ぐ上部の堰堤
ヤブツバキが見頃でありました。
以上
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