北辺廃徊零細網日常雑記(goo引越版)

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室蘭本線のキハ40形単行に乗る

2014年05月04日 | 日記・鉄道

1471Dに乗り込もうとしたら、隣のホームのキハ40二連が目に留まり。
デジカメでパチリ。


1787+1780(札トマ)だ。室蘭行らしい。

苫小牧駅も、概ね1時間に1本ヘッドの札幌方面行の普通電車以外は。
ホームや留置線に佇む車輌は、気動車ばかりが目立つ。
接続非電化路線の普通列車の運用があるからまあ、止むを得ないとしても。
せっかくの電化されているのにねえ。何か、勿体無い感じがする。

それはさておき。
長大ホームに1輌でポツンと客待ち佇み中の、我々が乗るべき1471Dに乗り込む。


車輌は1703(札トマ)。
車内はオーソドックスな4列ボックス&両端ロングの座席配置だが。
天井の扇風機が取り外され、代わりにクールファンが取り付けられている。

特別保全工事施行済みの車輌ではあるが。
外観側面の塗装が一部剥がれ、赤錆が剥き出しになっていた。
いくら“いろいろと大変な状況下”だとしても。
日常の手入れはちゃんとやって欲しいぞ、JR北海道!。yellow6

1471Dは、定刻通りに発車。
幹線規格のほぼ直線の線路を、鈍いエンジン音を響かせつつ懸命に力行する。
キハ143形と比べて走りの軽快さに欠けるのは、キハ40形の宿命か?。

苫小牧‐岩見沢間の車窓からは、北海道らしい広大な農地や森林の風景が見えるけれども。
いまいち面白さにに欠けるかなあ。

とは言え、キハ40形のボックス席の旅情感を十分に味わえる。
ローカル普通列車の座席は、こうでなくては!。

道中トラブルも無く、1471Dは無事14:57岩見沢駅に到着。

本日の旅の最終ランナーは、3446М「区間快速いしかりライナー」ではあるが。
発車まで多少の待ち時間があるので、岩見沢駅をブラブラ。

外に出て、駅正面の煉瓦の壁面やら。


駅前広場に立つ彫刻像なんかをデジカメでパチリ。


グッドなデザインの駅舎に生まれ変わったのは喜ばしいが。
駅そばが無くなってしまったのは残念。
これも時代の流れなのかねえ。

・・・3446М小樽行「区間快速いしかりライナー」が入線。
車輌は731系G116編成。本日、久々の電車ではあるが。
車内はロングシート。いや、快適なんだけれも。
旅情感がなあ、いまいちで。


隣のホームには、岩見沢発旭川行の711系S116編成の姿が。
旅情感的にはこっちの方が好ましいんだけれどもなあ。行先が違うし。

3446Мは、定刻通りに発車。
区間快速ながら、岩見沢‐札幌間は各駅停車なのだが。
石狩平野の平坦区間を、実にスマートな俊足な走りで駆け抜ける。

幸い、事故やトラブルも無く、無事に16:18札幌駅に到着。
本日の一日散歩きっぷ旅は、これにて終了。
旧知の友人とは札幌駅で解散。それぞれ帰路に着く。

最近アレだから、懸念していたJRの運行トラブルも幸い無く。
まあ、なんだかんだと楽しい一日旅であった。yellow11


扁桃腺にカンジダ菌!?

2014年04月30日 | 日記・日常

おかしい。
二週間前に伝染された風邪も既に快癒した筈なのに。

今週またぞろ咽喉の調子がヘン。腫れてるような感じが続く。
でも、風邪にしては何か、症状が違う?。

念の為、副鼻腔炎治療に月2回通院している耳鼻科に赴き、主治医に診てもらったら。
これが風邪にあらず。何と扁桃腺にカビ、いやカンジダ菌が付き炎症を起こしている、と。

カンジダって!?。
TVの女性用デリケートゾーン用軟膏薬のCMの、あの膣カンジダと同じの!?。yellow7

主治医によると、カンジダは人の常在菌らしい。
口腔にもいて、免疫力が落ちた時とかに、発現して悪さするらしく。

己も風邪の病み上がりのところを狙われたようで。いやはや・・・。
初めて罹患したぞ。この病。

治療用に、アルミチューブ入りの経口薬を処方される。


なんか絵の具のチューブみたい。
それに、昔懐かしチューブ入りチョコを思い出させてくれるなあ。

一週間分朝・昼・夕食後と寝る前の服用数。ジェネリック品は無く。
およそ五千円台の痛い出費となってしまった。yellow20

しかし高い分、その効用は凄まじく強力で。
服用して6日目には、扁桃腺に付いたカンジダが見事に駆逐された。
咽喉もほぼ元に戻り、安堵。


沈む三弦橋を観に行く(始)

2014年04月23日 | 日記・風景/建造物

北海道もやっと春らしくなり、“冬眠”解除。

まずは讀賣・毎日の北海道版でも、ちょくちょく記事になっている。
夕張市シューパロダムの湖中に沈もうとしている“三弦橋”の姿を撮るべく。
時間の出来た本日午前のやや遅めに、車で夕張市に向かう。

連休前の平日の晴天。車の量はそれ程でもなく、順調に進み。
昼近くの時間に、南部地区に到着。

街区に入ると、道路横に「ダム入口」の看板が立っている。
看板の指し示す方向に車を走らせると。
坂を下り、夕張川に架かる橋を渡ると、南部菊水町に入り。
更に廃屋の残る交差点を曲がると突如。


盛り土された勾配は緩やかだが延々と上る砂利道が出現。
脇に立て看板があり、ダムはこちらとの案内が。

先日、車を泥落とし水洗い洗車したばかりだが。
何、まだコーティング前だ、ビビらず進め~!。
と、延々と続く砂利道をば、砂煙を上げながら疾走。

するってぇと、坂道の中腹あたりで、シューパロダムの巨大な威容が見えてくる。


出来上がったばかりのダムは、まだ綺麗な白色を保っている。


更に進み、ダム天端の高さまで上ってきた。


ダム本体は完成したが、付帯工事はまだ続けられているようだ。



対岸に、工事用道路として使われているらしい覆道が見える。
ふーむ、元国道の旧線かな?。

管理事務所手前で、ダム湖側から天端を撮ってみた。


試験湛水が始まったとは聞いていたが、既にけっこうな量の水が貯まっているようで。

管理事務所の駐車場に車を停めて、いよいよ沈む三弦橋を観に行く。


沈む三弦橋を観に行く(続)

2014年04月23日 | 日記・鉄道

ダム管理事務所駐車場から、シューパロ湖を望める方へと移動し。
面積が大きくなったシューパロ湖を望めば。


おおぉ、見えたぞ三弦橋!。yellow25
よかった、まだ完全には水没していない。

デジカメに一脚を取り付け、水没寸前の姿を撮りまくる。

以前は、沈んでしまった大夕張ダムの横から遠目でしか見られなかった三弦橋が。
シューパロダム完成後に、こうして比較的間近で見られることになるとは。
ちと皮肉なことよのお。yellow3

けれどもそれは、僅かな期間でしかなく。
水没するのも、もう時間の問題、とはなあ。

まあ、間に合って良かった。

向こう岸の三弦橋も微かに望めるぞ。
レンズをズームさせて撮ってみる。


ああ、こちら側のは、上部トラスの半分まで水に浸かっているか・・・。

場所を移動して国道側の湖畔を望むと、あっ!、半分水没している覆道が見える!。


これは多分、旧三菱大夕張鉄道の青葉覆道だな。
この遺構もまた、ダム湖に沈む運命か・・・。yellow3

・・・一通り撮影した後、トイレを借りるべくダム管理事務所に入ると、1階ロビーに。
ダム建設過程や三弦橋、大夕張、鹿島、南大夕張の歴史を偲ぶ写真や資料が展示されていた。

それらを興味深く見ていたら、案内係の方に声を掛けられ、ダムと水没地区の歴史の話をしてくれた。
暫し話が弾み、おまけに残部僅少「建設中のシューパロダム」図のダムカードまで頂き。
これはらっきぃであった♪。yellow19

案内係の方によると、試験湛水の満水レベルに到達するのは、あと数日程度らしく。
三弦橋も連休直前には完全水没するでしょう、との事で。

やっぱり、今日来たのは正解だったなあ。

案内係の方に御礼した後、車に戻り、シューパロダムを後にした。







沈む三弦橋を観に行く(続)

2014年04月23日 | 日記・廃墟と産業遺産

シューパロダム横の砂利道を下り、再び南部菊水町に戻る。


ダムへ至る道筋の周辺には、まだ商店の廃屋が残り。


長年の風化と雪の重みで倒壊し瓦礫と化した廃屋跡も、周りに残っている。

平成の新しい巨大建築物と、昭和の残滓が同居するこの光景。
ある意味異様、もしくは歴史の皮肉か・・・?。yellow3