北辺廃徊零細網日常雑記(goo引越版)

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廃墟行第弐回は三笠鉄道記念館見学他

2007年06月04日 | 日記・鉄道

初夏の快晴だった2日の土曜日。
御近所の同好の士たるInoさんの、下ろしたて新車に乗せてもらい、今季第弐回廃墟行を実施。

今回は、三笠市から探訪。
主たる目的は、いつもは素通りしている「三笠鉄道記念館」の見学。

で、入場料金を払い、記念館の中に入ってみた。
1階は、北海道の鉄道の歴史展示が中心。
非常に分かり易く丁寧な展示に、好感。
キハ22のエンジン駆動概念実寸モデルは、なかなか迫力があって良し。
2階は、科学展示と銘打ち、鉄道模型やシミュレーション機器が展示されていたが。
如何せん、故障中で動かないものやら、古過ぎて何だかなあ、な感じで・・・。

一通り見学した後、機関庫と屋外に展示されている保存車輌群を見まくる。
特に、旧釧路太平洋炭鉱8トン電機の姿に感激。
小一の頃、通学路の踏切で、8トン電機が走っている姿を、よく眺めたもんだよなあ(遠い目)。
当然、動態保存機S-304号も動いておりまして。
間近でしっかり、石炭と煙の匂いを嗅ぎ、走行音を味わった。

…土曜日だったので、屋外には、そこそこお客さんは入っていたが。
賑やか、と言うには程遠く。




きかんしゃトー●スの乗用遊具コーナーも、閑古鳥が鳴いていた(哀)。

記念館内部もまた、閑散としていた。
まあ、あの手の展示は、一度見てしまえば、それで満足してしまうからなあ。
かと言って、リピーターを呼び込むには、2階の科学展示の更新とか、イベントが必要だろうし。
そうなると、金もかかろうし。
でも、三笠市も、財政苦しそうだろうから、なかなか投資も出来ないだろうし。
せっかくの施設なんだから、何とかして欲しいところだが。うーむ…。

(市内に無駄な道路を作る分の金を、何故、こっちに回さないのかなあ…)

とまあ、いろいろと複雑な想いを残しつつ、次に、旧北炭幌内炭鉱跡を再訪。

幌内は、今年も遊歩道が整備され、説明看板も増えていて、探訪し易かったです。
保存ボランティアの方々の努力には、頭が下がる思いであります。

…いつもは“貸切状態”なのだが、天気が良いからか?。
今回は珍しく、我々以外の探訪者の姿を見たり、福祉バスとすれ違ったり。
廃墟と産業遺産探訪趣味も、少しづつ、メジャーとなっているのか?(まさかあ~)。

時間が押してしまい、夕張方面は、旧北炭清水沢発電所の状況を目視確認したのみで終わり。
そのまま栗山、長沼、北広島経由で帰札。

盛夏前に、もう一回くらい探訪してみたいが。
この時季は、益々“草木が邪魔”になってくからなあ。
さて、どうしたものか…。
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