己も心が少しは落ち着いたのか?。
冬を前にして、突如廃墟行への渇望が沸き出し。
行くなら今日だ!、と思い立ったらたまたま大安吉日。
でも同時に、西洋的には13日の金曜日でもあり。
その所為か?、午前に出る筈が雑務に忙殺されて、午後の出発となったけれども。
気にせず厚別区の同好の士と共に、三笠市までひとっ走り。
とは言え、午後出発で焦ったのか?。
岩見沢市志文の辺りで、いつもとは違うルートを選んでしまい。
己には珍しく、ちと迷走を繰り返してしまう。
うーむ、この辺は、13日の金曜日の成せる業か?。
何、一方で今日は大安だし、これもまた意味ある行為なんだ!、と己を鼓舞(?)し。
まあ、何とか、まだ陽の高い3時台には三笠市内に到達。
とは言うものの、陽が落ちるは早いこの時期。駆け足で三笠市探訪を開始。
まずは幌内方面へ。
駆け足で、と言いながら、途中で旧幌内線の線路をデジカメに収める。
うーむ、廃線跡ながらも、線路はしっかりとした状態で残っているねえ。
嗚呼、今にも石炭貨車を連ねた貨物列車がやって来そうな感じだ。
駆け足なので、旧北炭幌内炭鉱選炭場跡は、手前付近でちら見探訪。
ふーむ、さほど変化は無しか。
コンクリート台座の折れ具合も、さほど変わらない感じかねえ?。
続けて唐松青山町の旧北炭幌内炭鉱入気立て坑櫓を、外側から探訪。
櫓は健在。だけど、保存か解体かの処遇は未だ決まらず、なんだよねえ。
どーすんのかなあ・・・。
嗚呼、もう時間が無い。本当は旧新三笠鉱跡も探訪したいところだけれども、スルー!。
一気に幾春別まで走り、旧炭都のランドマークたる旧住友奔別炭鉱立て坑櫓を探訪。
邪魔な樹木の落葉のお陰か?、それとも晩秋の黄昏直前の空気の所為か?。
いつもより、更にでっか~く見えるぞ~っ!。うーむ、存在感があるねえ。
んー、でも敷地内の周りは閑散としているねえ。
跡地のコンクリート工場ってば、規模縮小でもしたのか?、それとも休業?。
気になる・・・。
ここで時間も4時近くとなり。
残念ではあるが探訪を打ち切り、札幌方面へ帰還。
途中、またしても志文付近で何故か迷走。またもや13日の金曜日効果か!?。
しかしそのお陰で、迷走した志文の農道の室蘭本線の踏切で。
たまたま回送運用中のキハ140・141形と遭遇し、これはちょっと嬉しく。
この辺はきっと、大安の恩恵だったのであろう。
まあ、その後は何とか12号線に出て、無事に帰宅。
・・・結局、東洋西洋の吉凶のせめぎ合いに翻弄された1日、でもあったか?。