太った中年

日本男児たるもの

マニラ・ミーティング

2010-10-19 | weblog

フィリピンの首都マニラへ到着した夜、jet師範(御存知アジアの格闘王)とミィーテングをした。場所はマカティ、リトルトーキョーにあるちゃんこ鍋の関取。いやぁ、それにしてもしばらく日本食が食えなくなるとはいえよく食ったなぁ、食った、食った。いやぁ、jet師範、その節は御馳走さまでした。

ミィーティング内容は妻の実家に滞在して家を建て、商売を始めるにあっての注意すべきことである。jet師範はニノン(結婚したときの後見人、平たく言えば仲人親)なので、フィリピンの仕来りで相談事にはアドバイスしなければならない立場なのである。細かくアドバイスしてもらったが、以下、3つの箴言が要になった。

・歓迎パーティーを開催してはイケナイ

ウータン(借金)のことである。つまり、酒、食い物を買って妻の実家で歓迎パーティーを開くと、金が尽きるまで親戚や近所の人からタカられるのだ。妻は「私のファミリーは大丈夫」と言った。果たしてどうなるか。

・知り合いに頼んで家を建てると予算の30%オーバー、ボッタクられる

妻の希望で妹23の恋人建築士のフランシス君に家の設計、施工を頼むつもりでいる。果たしてどうなるか。

・夫婦円満は相互不干渉主義

これはjet師範の経験による異国人夫婦円満の秘訣。各々やることを持ち、お互い干渉しないこと。

日本男児たるもの心しておこう。

さて、長いミーティングも幕を閉じ、言いたいことを言って御満悦の妻。

いやぁ、jet師範、気の強さではヒクソン・グレーシーにも負けないであろう妻に相互不干渉主義を唱えてもまったく無駄。タクシーのゴロツキ運転手に「金が足りない」と脅かされても「メーター料金だけ」と冷たく言い放ち、運ちゃんを睨みつける妻。そんな妻の言うことは話半分で聞き流し、朝起きてから寝るまで妻による過度の干渉にジィーと耐えることこそが生きる道だと悟った次第です。

それじゃ奥さん、またね。