薄暗い林の中で,不思議な色のチョウと出会った。
最初は,大きさから,キマダラヒカゲの,ヤマか,サトかの,どっちかと思ったが,全然違った。
一見,地味に見えるが,体に近い方に,緑色系の構造色がある。
少し翅が痛んでいるのが残念だが,写真では,表現できないような美しさがあった。
帰ってから,撮影した写真で,調べてみたら,...,
なんと,知らなかった。ミドリヒョウモンに『暗色型』という,色が違うタイプがいるようだ。
見慣れたオレンジ色のミドリヒョウモンは,明るい場所にいるが,暗色型は,暗い林の中にいるらしい。
比較対照用に,9月に蕎麦畑で撮影したミドリヒョウモンを貼ってみる。
こちらは,オス。
こちらは,メスで,地味な色だが,今回の個体とは全然違う。
良いものを見せていただいた,という気持ちで一杯。
奥の院におられるミドリヒョウモンの神様,或いは,観音様みたい。
暗色型は,中国地方に多いタイプというが,こちら東北では,どうなんだろう。
(2024/10/14 ミドリヒョウモン)
9月に蕎麦畑で撮られたミドリヒョウモン
とても印象的に覚えています。
そして、その後、船岡城址公園に彼岸花を見に行った折に、ん? もしかしたら?
そう思って私も拙くもその蝶を撮影。
今まで蝶は滅多に撮ることはありませんでしたがそんな自分を笑いながら
視点が変わったところに面白さと深さとあ新たな自分も見つけるものですね。
奥の院におられるミドリヒョウモンの神様~
そんな表現をしてもらえてこの『暗色型』のミドリヒョウモン 幸せでしたね(*´▽`*)
ホント,色んな窓ができると,世界の見え方が変わって,楽しくなりますよね。
私たちは,写真屋さんではないので,出来は気にせず,蝶でも,鳥でも,気軽に何でも撮りましょう。
アップを楽しみにしています。
緑に光っているミドリヒョウモンは,本当に,神秘的で,美しかったです。
普通は人の目に触れることのない,神様のような存在に思えました。