9月29日。
蕪栗沼の白鳥地区(しらとり ちく)方向。

まさか,こんなに早く来るとは想定していなかったので,恥ずかしながら,現場では,マガンの大群だと思い込んでいた。

遠くって,逆光で,キチンと見なかったせいもあるが,思い込みって怖い。
何度失敗しても,懲りない私。

家に帰ってから,撮った写真を見たら,この日,上空を飛ぶガンのほとんどが,シジュウカラガンだった。
ここに貼っている写真は,真っ黒に近い元画像を,補正したもの。

現場で,シジュウカラガンだとわかっていたら,わくわく,ドキドキしながら,見ることができたのに...。

自ら招いたことだが,残念すぎる。
で,6日後の10月5日,再チャレンジ。
しかし,蕪栗沼上空を飛ぶガンは,マガンばかりで,シジュウカラガンの姿なし。周辺田んぼを回っても,見つけられず。
リベンジ失敗。消沈。
リベンジ失敗。消沈。

しょんぼり気分のまま,伊豆沼に移動すると,万を超えると思われるガンたちが,沼に入っていて,また,空を飛び交い,その数の迫力に,力をもらう。

一気にアゲアゲ



沼には,マガンのほか,ヒシクイの姿もあった。

これだけいるんだから,カリガネなども混ざっていたかもしれない。
そして,いた。
シジュウカラガンたち。

上の写真を少し拡大。

上空を飛ぶシジュウカラガンたち。

これ全部が,シジュウカラガンで,この群れは,全体のごく一部だ。
青空を背景に,頭上に被さって飛ぶときも有。

稲刈りを終えたばかりの田んぼにも入っていた。

緑の中に,シジュウカラガンの
白いほっぺ
が散らばっている,という,超幸せな風景。


マガンとヒシクイも合わせて,3種そろい踏みの光景も有。

シジュウカラガンたちは,この6日の間に,蕪栗沼から伊豆沼に移動した可能性が高い。
まずは,この日,しっかり会うことができ,ひと安心。
お楽しみは,これからだ。

(2024/09/29,10/05 シジュウカラガン)
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