久しぶりに筆敬さんよりメールを頂きました。
「江戸城にいた御殿女中の髪型にちいて しりゃへんとおもうんで おせえたら」
と。
彼によりますと、御殿女中の髪型は、身分の上下もなく、唯「椎茸髱(しいたけたぼ)」と云う髪型であったと一般には信じられていて、現代の映画などでも、ほとんど、其の髷は「肩はずし」と呼ばれていたものを使っているのだそうです。
でも、実際には、此の他「しの字」「もみじ」の髷もあったのだそうです。なお、この「しの字」と云う髪型は、御殿女中でも一番下層の身分の者の結う髪型であり、大方の奥女中は肩はずしに結っていたのだそうです。
その違いをくどくどと説明してありましたが、其の三つの髪型の図がご丁寧に付けてりましたのでありましたので、それから判断して頂ければと思います。
この3通りだそうです。どれがどれやら時代劇を見ていても分かりませんが、とにかく上下関係の厳しかった当時としては当然な髪の結い方であったと思われます。
それにしても筆敬さんを、改めて「ようしっとるのう」と思いました。
こんな江戸の女性の髪型を見て、ビスカイノたちヨーロッパ人が見て驚いたのも分かりませんよね。遊女などの髪形などは特にですね。あの長い鼈甲で作られた笄等を見たら何と思いますかね。
「江戸城にいた御殿女中の髪型にちいて しりゃへんとおもうんで おせえたら」
と。
彼によりますと、御殿女中の髪型は、身分の上下もなく、唯「椎茸髱(しいたけたぼ)」と云う髪型であったと一般には信じられていて、現代の映画などでも、ほとんど、其の髷は「肩はずし」と呼ばれていたものを使っているのだそうです。
でも、実際には、此の他「しの字」「もみじ」の髷もあったのだそうです。なお、この「しの字」と云う髪型は、御殿女中でも一番下層の身分の者の結う髪型であり、大方の奥女中は肩はずしに結っていたのだそうです。
その違いをくどくどと説明してありましたが、其の三つの髪型の図がご丁寧に付けてりましたのでありましたので、それから判断して頂ければと思います。
この3通りだそうです。どれがどれやら時代劇を見ていても分かりませんが、とにかく上下関係の厳しかった当時としては当然な髪の結い方であったと思われます。
それにしても筆敬さんを、改めて「ようしっとるのう」と思いました。
こんな江戸の女性の髪型を見て、ビスカイノたちヨーロッパ人が見て驚いたのも分かりませんよね。遊女などの髪形などは特にですね。あの長い鼈甲で作られた笄等を見たら何と思いますかね。