銃「つりひも」切られる当初から奪う目的か
つりひもを切るためにナタを準備か。ひもには簡単に切れないように金属が入っているそうです。
つりひもを切るためにナタを準備か。ひもには簡単に切れないように金属が入っているそうです。
急性覚醒剤中毒で死亡した和歌山県の資産家・野崎幸助さん。先週、和歌山県警が家宅捜索を行った野崎さんの会社に、28日朝、カメラが入りました。 2階の金庫部屋。野崎さんはこの部屋への立ち入りを厳しく制限していたといいます。手前には小さめの金庫、そして大きな金庫があります。小さい金庫の高さは大体1メートル40、50センチ、そして大きい金庫は1メートル80センチくらいはあります。家宅捜索で業者が鍵を開けたという2つの金庫。中には、スーツやネクタイが残されていました。 そして、部屋の中央に置かれていたのは茶色のスーツケース。今回、家宅捜索でこのスーツケースの中は空っぽだったということも判明しています。生前、多額の現金を手元に置いていた野崎さん。会社関係者によりますと、スーツケースには2億円以上の現金が入っていましたが、家宅捜索の前に消えてしまっていたということです。
富山県警に入った連絡によると、26日午後2時ごろ、富山市久方町の県警奥田交番の稲泉健一警部補(46)が男に刃物のようなもので刺され、拳銃を奪われた。男は近くの市立奥田小学校に向かい、小学校にいた警備員の中村信一さん(68)に発砲。中村さんは左肩などを撃たれて救急搬送された。男は警察官に身柄を確保された。県警によると、稲泉警部補と中村さんは病院で死亡が確認された。男も左腹部を撃たれ、県立中央病院に救急搬送された。
警察によりますと、男は、富山県立山町に住む島津慧大容疑者(21)で、駆けつけた警察官に拳銃で撃たれて身柄を確保され、殺人未遂の疑いで逮捕されました。消防によりますと、意識不明の重体だということです。 島津容疑者は交番の裏口付近から侵入し、複数の凶器を持っていたということです。
島津容疑者は2015年4月から17年3月まで陸上自衛隊金沢駐屯地に勤務。稲泉警部補との面識の有無は不明という。
「数年前までは、社長に指示されていた特定の社員が金庫室に現金を運んでいるようでした。現金は大きな鞄に詰め込まれていたので、かなりの額だったと思います」(同前) だが、捜査員が金庫を開けると--。
「中はカラッポで、事件解明に繋がる証拠はおろか1円も入っていなかった。鞄はありましたが、それも中はカラ。立ち会った番頭格の社員も唖然としていました。警察から“最後にここを開けたのはいつか”と聞かれたそうですが、番頭格もめったに入れない場所ですから、記憶が定かではない。警察は他の社員にも問い質しましたが、誰も知りません。社員たちは、金庫に金がまったく入っていなかったことに衝撃を受けていたほどですから」(同前)
会社には野崎氏だけしか立ち入ることができない社長室とその中にある大きな金庫があった。
「金庫を解錠できる番号は、社長しか知りません。専用の社長室も社長がカギを持っていて、それがないと開きません」と従業員は言う。 和歌山県警は今回の捜索で金庫を解錠できる技術者を呼び、空けようとしたが、金庫は開かず大苦戦。
「何時間かかけてやっと開けることができました」(捜査関係者) さらには開かずの間だった社長室についても苦戦したという。