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東京拘置所には、被勾留者のほか、受刑者や死刑囚も収容されており、死刑執行室もある。
小菅は、過去に逮捕された著名な人物たちが全員行き着いた場所だ。
ロッキード事件で名誉を失った田中角栄は、1976年にここに入れられた。ソビエト連邦のスパイだったリヒャルト・ゾルゲの絞首刑が行われたのもこの拘置所(当時は豊島区西巣鴨)だ。
オウム真理教の教祖、麻原彰晃の絞首刑も、2018年7月6日にここで執行された。
麻原の死刑で東京拘置所に空き部屋(独房)ができたので、ゴーンが入れ替わり入所したそうである。 ゴーンさんのあとは誰が入所するのかな。 安倍政権に入所させたい奴いっぱいいるけど…
複数の勾留経験者によると、小菅の体制はとりわけ細かく体系化されており、隅々まで行き届いた監視のおかげで身体的な暴力は発生しない一方、精神的なプレッシャーを感じないときはない。
小菅に到着した被勾留者は、まず一連の質問に答えなくてはならないのだが、異なる刑務官から同じ質問が繰り返される。勾留した人物がウソをついていないかを確認するためだ。おそらく、こうした質問の中で最も不条理なものは次のようなものだ。「今、何か不安がありますか?」
裸にされて、絵を描かれる
「ゴーン氏は厳しい身体検査を受けなければならない。
まず身体的特徴で3つのことがチェックされる。
入れ墨を入れているかどうか。指つめをしていないか。そして男性器にボールを入れているかどうか。つまり暴力団の人間が受けるような検査を全員が受けなければいけない。
これは非常に侮辱的だ。そして、完全に裸にされ、体にケガがないかどうかを調べ、絵を描かれる」と、自身も東京拘置所で512日間を過ごした作家の佐藤優氏は話す。
通常の被勾留者が利用する畳の独居房の広さは約3畳。
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「ゴーン氏の部屋には、おそらく監視カメラとマイクが付いているのではないか」と佐藤氏は見る。部屋には布団、小さなテーブル、そして座布団があり、壁には流しがついている。お皿とお椀が1枚ずつ与えられる。鏡はない。正面ドアには明かりを取るための穴が開いており、食事を出し入れする小窓が付いている。
部屋に暖房器具はない。今年の東京は暖冬とはいえ寒かろう 富裕層にはより厳しかったと思う。
10億円の保釈金らしいが、お金持ちのカルロスゴーンはシャバに出たら何したい?何食べたい? のだろうか?
お勤めご苦労様でしたm(_ _)m