The sun also rises

　　　明けない夜はない

………………………………………………………

ことわざなのか、劇中の台詞なのか、

詳しいことはわかりませんが、

昔からいつも心の片隅にある言葉です。

自然のもたらす災害や、

いま世界中で猛威をふるっている

目には見えないウイルスなど…

人間にはどうしようも出来ない

脅威ではありますが、

今はただ、一人一人が自分に出来ることを、

出来る範囲で一生懸命に、

やっていくしかないのですね。

皆さん、個々の事情があって

大変ご苦労な毎日を

送っておられることと思います。

私も同じく頭を抱えたい状況に、

気持ちが折れそうになりますが、

明けない夜はないことを信じて、

事態が早く収束してくれる事を

願うばかりです。

日にち薬

どんな悲しみや苦しみも

必ず歳月が癒してくれます。

そのことを京都では

『日にち薬（ひにちぐすり）』と呼びます。

時間こそが心の傷の妙薬なのです。 

　　　　　　　　　　　瀬戸内寂聴

…………………………………………………………………………

もう97歳におなりになった寂聴さんですが、

いつまでもお元気ですね。

足るを知る

　　　　　　　いなべ梅林公園(2019.3.8)

　　　　　

　　　　　　足るを知る

　　　　　　　　　　(老子・中国の思想家)

……………………………………………………………

様々な誘惑や物に溢れたこの時代。

日々、「あれが欲しい」とか

「ここをこんな風にしたい」とか

「あの人みたいになりたい」とか…

人はいつの時代も、ない物ねだりですよね。

自分の心の声と向き合い続けることは、

難しいことではありますが、

もっと自分の足元を見つめて

生きて行かなくちゃですね。

良い意味で人のことが気にならなくなったら、

心はどんなに軽くなるだろう…

生命は道を見つける

　　　　「生命は道を見つける」

「100%の確立を保つことは不可能だ
進化の歴史を振り返ればわかる
生命を抑えつけることはできない
生命は危険を冒してでも、垣根を壊し自由な成長を求める」（イアン・マルコム博士）

…………………………………………………………………

ジュラシックシリーズ面白いです。

恐竜大好きな私には大好物の映画でした。

私はジュラシック・ワールド(2015年)が

1番のお気に入りですね。

この『生命は道を見つける』という言葉は

シリーズを通して受け継がれ、

自然は人間がコントロールできるものではない

という思いが込められているそうです。

　　　　       カウアイ島(ハワイ)

悠久の時の流れ

　　　　夏草や

　　　　　兵どもが

　　　　　　　　夢の跡

　　　　　　　　　　松尾芭蕉(奥の細道)

……………………………………………………………………

「なつくさや　つわものどもが　ゆめのあと」

松尾芭蕉が奥の細道の旅の途中に

平泉（岩手県平泉町）で詠んだ句です

現在では、夏草が生い茂るこの場所も

かつては勇ましい武士たちが

栄光を夢見た戦場の跡なのですね。

大好きな芭蕉の句の中で、

真っ先に思い浮かぶのがこの句です。

悠久の時の中でも変わることなく、

生い茂り続ける夏草の逞しさと、

人の世の夢の儚さとの対比に、

諸行無常を感じずにはいられません。

参考画像

　　　　　　　　松尾芭蕉像

　　　　2018.10.24  平泉中尊寺にて

　

銀河鉄道の夜に…

何がしあわせかわからない。

本当にどんなに辛いことでも、

それが正しい道を進む中の出来事なら

峠の上りも下りもみんな、

本当の幸せに近づく一歩になる。

　　　　　　　宮沢賢治（銀河鉄道の夜）

………………………………………………………………………

「銀河鉄道の夜」は人それぞれに

様々な解釈が出来る物語ですね。

大人になってから読むと、

また新たな気づきがあったような気がしました。

宮城県の花巻市で「宮沢賢治童話村」へ

立ち寄ったのが、懐かしく思い出されます。

自分らしく

ひとりでいるのが

寂しくなるのは

隣に誰かが

いないからではなく

みんなと違うのではないかと

不安になるから

自分らしく生きているなら

気にしなくていい

　　

　　　田口久人「明日はきっといい日になる」

…………………………………………………………

最近インスタで見つけた言葉。

もうイヤになっちゃうくらい

十分過ぎるほど歳を重ねてきた大人な私でも💦

考えさせられる言葉が

たくさん散りばめられていました。

一度手に取って

じっくりと読んでみたい本ですね。

男のプライド

無様(ぶざま)でも

立ち上がれば

それが生き様(いきざま)になる

　　　氷室京介(2014年7月19日・横浜スタジアム)

……………………………………………………

2020年・・

新たな鼓動が聞こえる予感。

私達は待っています。

一目惚れ

ひと目惚れを信じることよ

　　　　　　サラ・ベルナール

　　　　　　　　　(舞台女優・フランス)

………………………………………………………

人でも物でも

一目惚れって確かにあるし

私はいつも一目惚れを大事にしています。

一目惚れするような人に出会ったのは

数えるほどですけれど、

やっぱりずっと好きですね。

物を選ぶ時はあれやこれやと

拘ることはしませんね。

パッと見てときめいた物を選んでいます(笑)

迷った時は買わない。

それって一目惚れじゃないから(笑)

心のベンチに腰をおろして

　　　

               琵琶湖(滋賀県)

音楽はデジタル化しコンパクトになって、

何千、何万曲と携帯できる時代だけれど、

心の中だけで再生可能な、

共に人生を歩んでいける歌はそう多くない

　　　　　　　　　　　　桜井和寿

　………………………………………………………

音楽に限らず様々なことが

便利な時代になってきていますね。

それはありがたいことだけど、

ある意味・・背中合わせに

怖さも持ち合わせているような気もします。

そんな時代ではありますが

心の奥にしまってある大切なもの達は、

いつまでも色褪せることなく、

ずっとかけがえのない私の宝物です。

ミスチルの

Everything (It's you)

これからもずっと大切にしたい曲です。