愛しい風

人生は一期一会。今日という日を大切に・・ご訪問ありがとうございます

「愛しい風」へようこそ・・

庭に咲く花便り・いつか何処かで見た風景・ 旅先での一期一会・心の小箱のお気に入りたち。 移りゆく季節の中で、日々の想いを綴っています。 風を感じて立ち止まっていただければ 嬉しいです。                                                     

幽玄の美★京都高台寺のライトアップ

2012-11-30 13:12:53 | お出かけ

 

11月最後の今日は暖かい日となりました。

今週の初めに京都の東山にある高台寺というお寺の、

夜間特別拝観に行ってまいりました。

豊臣秀吉の菩提(ぼだい)を弔うために正室北政所(きたのまんどころ)が創建した高台寺。

ライトアップされた紅葉は緋色・朱色・橙色・黄金色・萌木色などの和の色のグラデーション。

それらが臥龍(がりょう)池の水面に映し出される様は、まさに幽玄の美でした。

 

 

色づきは十分なのですが、ライトアップを撮るのはほぼ初めての私の腕がイマイチなんですね

 

 

照らし出された梵鐘の向こうには、十四夜(待宵月)の月が・・・

 

 

 

境内のライトアップもあちらこちらにあって美しい紅葉を浮かび上がらせていました。

高台寺は京都でもトップクラスのライトアップが見られるとかで

夜間拝観が始まる前から長蛇の列でした。

私は20分待ちくらいで入れましたが、すごい人なので写真を撮るのも大変です。

もし行かれる方は、あらかじめ拝観券を買っておかれるといいかと思います。

「券をお持ちの方は列を無視して入ってくださ~い!」というアナウンスが何度も流れていました。

それでも池に映り込んだ「逆さ紅葉」は一目見る価値がある優美さです。

思わず魅入ってしまいました。

 

 

日没前には清水寺を散策していました。

ライトアップが始まるのを待っていたのですが、こちらは18時半からと遅かったので

諦めて高台寺へ行きました。

 

 

辺りもかなり暗くなってきていましたが、

石段に敷き詰められたような紅葉がとても綺麗でした。

 

 

高台寺公園。

まるで花が咲き誇ったようなピンクに近い紅化粧。

黄色とのグラデーションが素晴らしかったです。

 

 

どんな季節に行ってもやはり京都はいいですね。。。

 

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今宵の満月は・・・

2012-11-28 23:46:59 | 思うこと

 

今夜は特別な月食。

月が地球の半影に入って、月面の一部 または全部がわずかに暗くなるんだそうです。

かすかにほの暗くなる月夜は何だかとてもロマンチック 。

いつもとは違う繊細な満月を見上げてみるのも素敵です。

 

 

画像は昨夜、京都の高台寺の夜間拝観で撮った待宵月です。

 

 

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滋賀県・日吉大社の紅葉

2012-11-27 10:59:06 | お出かけ

                                                    (スマートフォンにて撮影)

温暖な私の地方でもこの冬一番の寒い朝でした。

先日の日曜日の暖かな快晴がおそらく最後の紅葉狩り日和だったのではないかと思われます。

この日、私は友人たちと滋賀県大津市にある日吉大社という紅葉の名所に行ってまいりました。

比叡山の麓に鎮座する日吉大社の境内には約3000本のもみじがあり

関西屈指の紅葉の名所として多くの参拝客で賑わっていました。

琵琶湖周辺はすでにピークを過ぎている感じがあり、ここも同様でしたが

見事な大木が多くて見応えはありました。

落ち着いた感じで撮影スポットが点在する紅葉の名所です。

来年はぜひピーク時に訪れてみたいものです。

 

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今まで見ようとしないで見えていなかったもの

2012-11-26 15:58:54 | 思うこと

 

紅葉狩りに訪れて見る紅葉(もみじ)は誰の目にも艶やかに映るものですが、

見る角度や光の反射具合によっても色は微妙に変化しますから

その瞬間に出会えるもみじは、十人十色で一期一会のものだと言えるのかもしれませんね

そしてもうひとつ、人は感情というものを心に宿していますから

その時の気持ちの持ち方で、晴れやかなクッキリとした赤に見えることもあれば、

どこかくすんだ朱色で、あまり美しいとは感じられずに映ることもあるかもしれません。

 

     *              *             *             *             *

 

誰もが日々、様々な出来事と遭遇しそれを何とか切り抜けたり、

やり過ごしたりしながら生きています。

付き合うのが苦手な相手とも付き合わなければいけなかったりしますし、

ハッキリと言ってしまいたくても、それを言っちゃったらマズイだろ・・という事もありますよね。

そしてそんな時には、やたらと相手の嫌な面ばかりが浮かんできて

その相手に対してマイナス思考でいっぱいになってしまいがちですよね

 

でもほんのちょっぴりその矛先を自分に向けて見たらどうなるでしょうか?

私はそのマイナスな思考はすべて相手が悪いから出てきているものではなくて

自分が作り出しているからかもしれないのかなぁ・・

・・と取りあえずは考えてみることにしています。

 

どんな事でもそうだと思うのですが、それがだと決めつけて見たら

それはにしか見えません。

赤だけれどちょっと斜めから見たら優しいオレンジにも見える。

目を細めたら光に透けて黄色にも見えるってこともあるのではないでしょうか。。

 

見る者が色々な側面から見ようとして見れば

物でも人でも今までは見えていなかった違う面を

捉えることが出来ることもあるのではないのでしょうか。。

 

相手を悪いと決めつけて見たら悪いとしか映りませんけれど

そんな風に決めつけて見てしまう自分の心を覗いて見たら

案外、相手と似ている大嫌いな自分の一面を見つけてしまった

・・ということがあったりします。

 

人は自分が隠し持っている自分の嫌いな性格を相手に見てしまいますと、

その人がすごく嫌な人に感じてしまうんだそうです。

自分と相手って案外、合わせ鏡だったりすることもあるのですよね。

 

だからそんな相手と出逢ったら、その人の良い面を探したいな・・・

その良い面は自分に足りないものなのかもしれないし・・・と思ったりしています。

 

そんな風にして苦手だった人と今では気持ちよく接することが出来ていたりもします。

やっぱりあんまり好きではありませんけどね。

でも別に無理に好きにならなくてもいいと最近では思うんですよね。

その人の好ましくない部分は認めて置いといていいと思うんです。

一番大事なことは、その好ましくない部分に自分が振り回されてしまわないことではないのでしょうか?

そんなことでネガティブになってしまうなんて・・ね

エネルギーも使っちゃうし時間ももったいないな・・なんてね

 

*               *               *                 *                   *

 

水面に映る紅葉はユラユラと揺らめいて

自分の思い次第で見えるものも違って見える人の心の深淵のようです。

捉えどころがないのが人の心。

でもわかっていそうでわからないのは案外、自分自身の心の裏側だったりして

 

 

..............................   (愛猫ルビーのいたずらの跡でした)

 

 

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プチジュエリーみたい★野ブドウの可愛い実

2012-11-24 21:50:10 | ガーデニング

 

 

野ぶどうの熟した実は光沢があって

ターコイズブルーや紫がとっても綺麗なんですね。

我が家でも毎年、プチジュエリーみたいな実をたくさん付けてくれます。

斑入りの葉っぱはちょっとした花あしらいにも重宝しますし、

小さな一輪挿しに飾って窓辺に置いても素敵ですよね。

 

「ブドウ」と名が付いていても食べられませんけれどね。

でもキレイな斑入り葉と宝石みたいな実は観賞価値が高いです

 

 

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錦秋の京都~2012年秋~

2012-11-23 18:26:24 | お出かけ

 

 

2012年・・秋。

今年も錦秋の京都へ行ってまいりました。

気温が急激に下がったために例年よりも一週間ほど早く彩りを始め

近年には珍しく美しい紅葉が楽しめるようです。

 

 

 

 

昨日は京都市の北区にある上賀茂神社を訪れました。

この辺りはまだまだこれからがピークのようですが、

何色にも色を織り込んだようなもみじは、

思わずため息がこぼれるほどの圧巻でした。

 

 

 

 

この上賀茂神社下鴨神社と共に世界遺産に登録されている

京都で最も古い由緒ある神社です。

赤い朱塗りの楼門。

 

 

 

 

中門のあるこの中に本殿や末社土師尾社などがあり

撮影は禁止となっています。

 

 

 

 

舞殿(橋殿)前に植えられたもみじが、ひときわ赤くてとても見事でした。

 

 

 

 

境内はとても広く、一ノ鳥居から続く砂利道の参道の両側は、一面が芝生となっています。

ここでは毎年5月5日に賀茂競馬(かもくらべうま)という馬の競技会が行われるそうです。

 

 

 

 

境内の右手側には「ならの小川」と呼ばれる御手洗川が流れていて

この辺りも来週にはピークを迎え見事だと思われます。

 

 

 

 

   風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりけり

 

    百人一首にある藤原家隆卿の歌にも詠まれています

 

    しっとりとした情緒の中に朱のもみじが燃えています

 

 

 

 

参道脇に続く柵に覆いかぶさるように色を成した紅葉は

まるで重ねの色目のようです。

 

 

 

 

二ノ鳥居に向かう参道は朱塗りの柵が続きます。

 

紅葉狩りのお約束コースの東山(清水寺方面)の混雑は半端じゃなくて

三条京阪あたりでランチを食べた後に行こうとしましたが、

渋滞に巻き込まれて諦めました。

ここは京都の北、鴨川沿いのこの辺りは華やかな祇園や東山辺りとはまた違った

大人の落ち着きがあって市内の中でも好きな地域です。

 

 

さて来週には紅葉のライトアップで東山辺りをリベンジしてきます

 

 

 

 

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日だまりのワイヤープランツ

2012-11-22 20:20:00 | ガーデニング

 

     日だまりのテラスで、時おり吹く風に揺れるワイヤープランツ。

 

     細い針金状の茎につく丸い葉っぱがとってもキュートです。

 

    

     見た目の繊細さとは違って強健なので手のかからない観葉植物ですね。

 

     室内に飾るとインテリアとしても素敵なのですが

 

     うちのニャンコが悪戯して、葉っぱをみんな食べちゃおうとするので困ります。

 

     でも地植えにしているものは大株に育ち、お庭のアクセントになってくれていますよ。

 

 

 

春に植え込んだベアグラスが大きくなりました。

この子もニャンコにいじめられるんですよ。

猫ってこんなオリズルランのような植物が大好きですね。

 

 

           

 

 

                     春待ち顔のビオラ

 

 

 

 

 

   

 

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晩秋の庭★落ち葉便り

2012-11-21 17:06:07 | ガーデニング

 

秋色に染められた庭の落ち葉たち。

晩秋になると届けられる季節の便りです。

落ち葉拾いは大変ですが、この季節ならではの楽しみもありますね

明日は二十四節気の小雪(しょうせつ)

木々の葉が落ち平地にも小雪が舞い始める頃。

日射しもだんだんと柔らかくなり冬支度が始まるのですね。

 

私の所でも冷え込む朝晩はストーブが恋しい季節。

リビングでは昔から丸型の大きなストーブを使っています。

炎を見ているのが好きなので本当は暖炉が憧れなんですけどね。

 

赤い実のクリスマスリースを作ったり、

ビーフシチューをコトコト煮たり、

あったか素材のクッションカバーを作ったりと

秋の日の一日はアッと言う間です。

 

日が落ちた秋の夜は、ジャズピアノの音色で始まります。

少し濃いめのcoffeeと読みかけの本

秋の夜長はミステリーの仕掛けられた罠に、ドップリ嵌ってみるのもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

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セピアに色褪せた銀塩カメラ

2012-11-20 21:12:49 | 写真詩

 

昭和の古き良き時代の銀塩カメラ。

 

毎年・・・

 

父の命日が近づいてくると、

 

古びた革のケースからそっと取り出してみる父の形見。 

 

カメラと登山をこよなく愛していた父。

 

一瞬を永遠に閉じ込めた色褪せた写真の中で、

 

セピア色の思い出が今も鮮やかに蘇る。

 

 

右はCanonのコンパクトカメラ

「キャノネットQL17G-III

1972年~1982年まで発売された当時のロングランモデルだったようです。

父は何台もカメラを持っていて、私が学生の頃、暗室で現像とかもしていた記憶があります。

父が今も生きていたら、もっともっとカメラのことを教えてもらえたのに・・・

いつまでたっても腕が上がらない私はちょっぴり残念でなりません

 

 

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取り残された記憶

2012-11-19 21:55:00 | 写真詩

 

 

 

     目覚めたばかりの淡い水色の空を

     朝陽がゆっくりと染め上げてゆく。

 

     旅立ちの朝。

 

     心の岸辺にぽつんとひとつ。

     取り残された記憶がある。

     波間で揺れて漂いながら

     辿り着けない記憶がある。

 

 

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