農協でレンコンを見つけました。
野菜を見ているときに、レンコンが運ばれてきたのです。
このあたりでもレンコンが採れるんですね。
ちょっとびっくり!
「どれがいいのかしら?」と私。
近くにいた御婦人が「表面がつるっとしていて分厚いのがいいわよ。」とアドバイスをくださいました。
先日のTVで、レンコンの収穫を見ました。
レンコンが植えられている田んぼの水を抜き、スコップでレンコンの周りの土を丁寧にどけ、棒をてこのように使ってレンコンを掘っています。
レンコンを傷つけないよう、神経を使っていました。
レンコンは地中に垂直に育っているのかと思っていましたが、平行になっているんです。
2~3節くらい繋がっているレンコンはよく見かけますが、節から脇目のようなものが出るんですね。
それらがどのように呼ばれているのか?
親…一番中心部分の太い部位
・粘りがあってホクホク・モチモチした美味しさ
・てんぷら・煮物・バターソテー向き
枝…親の部分から枝分かれした小さい部位
・シャキシャキして柔らかい
・すりおろして調理・揚げ物・お団子向き
芽…先っぽの部位
・柔らかくて、サラダ・酢の物向き
尾…親のうしろの細長い部位
・シャキシャキしているのできんぴら向き
その部位によって調理方法も様々なんです。
私は「親」を使って、定番のレンコンのはさみ揚げを作りました。
- 豚ひき肉は塩を加えて練り、さらにみじん切りのたまねぎとこしょう少々を加えます。
- レンコンは皮をむいて好みの厚さに輪切りして、酢水にしばらく浸します。
- (2)をペーパータオルで水切りし、肉を挟みます。
- (3)に小麦粉をまぶし、小麦粉と冷水・マヨネーズで作った衣をつけて揚げます。
- 大根おろしにポン酢で食べます。
衣にマヨネーズを使うのは、衣をさくっとさせるためです。
酢にその作用があるのです。
衣の割合はマヨネーズ:小麦粉:冷水=1:2:3
レンコンってあまり保存には向かないと聞きました。
冷蔵庫に入れておくと表面が変色してきましたが、
皮をむくと、きれいな肌を見せてくれました。