日本語についていろいろ聞かれることが多い。
でも、難しいなと思うのは、形容詞や副詞。
もちろん動詞も難しいといえばそうなんですけど。
特に、
感覚や音で何となくニュアンスを伝えるような
ものが難しい気がする。
汗が「べたべた」するとか、
逆に、肌が「さらさら」で気持ちいいとか。
雨が「じとじと」降るとか。
クッキーが「サクサク」とか。
タピオカが「モチモチ」してるとか。
あるいは、「モッチリ」してるとか。
「ざっくり」説明もするんですけど、
何といっても感覚なので、
同じような例を探すけど、
う~ん。
似たようなものがあっても
ニュアンスが違うのもあって
やっぱり言語の違いは文化の
違いだなあ、と思います。
台湾の人が好きなお菓子は、
外はパサパサで中の餡はしっとり
したものだったりする。
でもこの場合のパサパサの当たる
中国語は、決してマイナスの意味ではない。
(ここでは字が出ないので何ですが、私の耳には
”ツィツィ”に聞こえます)
でも、日本語で”パサパサ”といったら、
本来はしっとりしているはずなのに、
水気が無くなったり時間が経ちすぎたりした
状態を指すから、マイナスの意味しかない。
私自身、生活の中国語をちょこっとしか知らないから
複雑なことは言えないけれど、相手に共感を
求めるようなときには、物を形容する語句の
感覚を共有していないとできないなあと
思うのでした・・・。