いつも臨済宗大徳寺派の僧である一休宗純の名言を取り上げているが、こちらも思う処がある。曰く「むさぼりと怒り・恨みの煩悩の根本は、言ってもしょうがない事を言って嘆く事にある」と。世は無情だが、根っ子の部分は案外、そんなものである。然れど煩悩、然りとて煩悩だ。その煩悩だが、昨日届いたカセットデッキ(「Victor「KD-950」」)は良好で、一度にオーディオラック周りも片付いた感じがする。気持ちの整理もついたのだろう。ようやくメインとして使えるカセットデッキが鎮座した。ヤフオクで出品されていた。その出品者は元電気屋さん。技術を落とさないようにカセットデッキの修理をしているようだ。手職のある人は、引退をしても、(技術の)活かし方があるものだ。(尚、TRIOは御蔵入り。)小生がしている家庭の記録映像の編集も、同じ理由だ。近いうちに8ミリフィルムのテレシネで使っている、ELMOの映写機のアンプ部分の整備をしよう。光学式と磁気録音の再生の切り替えに難があるのだ。修理の内容は単なる接触不良だが、どの位の手間が掛かるのかは開けてみないと解らない。動力回路のコンデンサは交換したのでピッチは良好だが、そこが気掛かりでならない。時間が空いてきたのでサッサと終わらせたい。
さて「巷では?」だが、大きな地震が相次ぐ。何せ今年は元旦早々から能登の震災だ。それで昨夜は、愛媛県、高知県で最大震度6弱の大きな地震があった。まるで天罰が下ったようだ。何故か政権の針が左に振り切った時には天変地異があるが、偶然が必然になったかのような印象を受ける。些かオカルト的な思想ではあるが、此処まで偶然が重なると気味悪いものだ。
愛媛県、高知県で最大震度6弱の強い地震 愛媛県・愛南町、高知県・宿毛市
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1121076?display=1