「災いと言うものは、元々福の裏返しにすぎず、福と禍は一筋の縄に過ぎないと信じる」。こちらも臨済宗大徳寺派の僧である一休宗純の名言だが、これぞバイオリズムで、そりゃあ運気の浮き沈みもあろう。そんなものだが、沈んでいる時は辛いものだ。しかしながら小生の運気は、今年は更新の時期にあるようで、昨年は身の回りの物が故障をしたりはしたが、今年は順番に、それが更新をされている。修理で使えるようになった物ばかりだが、頓挫していた事が解決したり、正に更新の歳である。(小生とて還暦で、干支が一巡する。)尚、今年中にはレストアを専門業者に依頼をしたカセットデッキもあり、完成が楽しみである。これぞTEACの名機、「A-450」である。ピアノも難なく再生出来る。何せオープンテープデッキ並の回転精度なのだ。試聴には、先月に亡くなったマウリツィオ・ポリーニさんが弾く、ショパンのポロネーズ集をよく使う。仕上がったらチェックしてみよう。今日は整備済みのVictorのカセットデッキが届く。こちらは変わり種の名機だが、午前中には届く。仕事が終わるのが楽しみである。最近、レコードを聴くようにしている。試聴用にばかり使っているので、敢えて鑑賞をしようと思ったからだ。昨日からカール・ベーム博士のベートーヴェン交響曲全集(独.DG)を順番に聴き始めた。楽団はウィーンフィルだ。久々に通して聴くと、色々な発見があるものだ。
さて「巷では?」だが、連日のテレビは、大谷翔平さんの通訳がやらかした前代未聞の横領事件の事ばかりだ。そのうえ報道体勢には不穏な動きもあるが、思えば球団側の代理人も注意が足らず、球団には日本語の解るスタッフは居らず、これでは容疑者の思う壺だ。なので米国では、代理人の危機管理にも疑問が持たれており、進退も怪しいそうだ。話は変わるが、こんな記事があった。「辻元清美氏が筆頭幹事…野党「護憲シフト」参院憲法審の実質審議は見通せず」と。産経新聞によると「与野党は10日、今国会初の参院憲法審査会で議事運営などに携わる幹事の選任を行った。17日の定例日は憲法審をどう進めるべきかを話し合う幹事懇談会を開くにとどまる予定で、実質審議の開催日は決まっていない。衆院憲法審に比べて議論の遅れが指摘されている中、参院立憲民主党は「護憲シフト」を押し出している。参院公明党も憲法改正には慎重な立場との見方が根強く、活性化は困難との空気が漂っている」と。つまり立憲民主党は、やる気がないのだ。だから時間稼ぎばかりをして審議の邪魔をする。
ちなみにそれについては、こう報じられていた。「実際、辻元氏は岸田文雄首相(自民総裁)が憲法改正に意欲を示していることに強く反発。10日の参院憲法審後は記者団に「憲法で縛られる行政府の長が『ここを変えろ』『条文化しろ』といえる立場ではない」と強調。「もう一度、そういう発言をしたら憲法審は吹っ飛ぶのではないか。分をわきまえていただきたい」とも牽制(けんせい)した」と。何の為に政治家をやってるやらだ。この人程、「そもそも」と言う言葉が合う人は居ない。普段文句を言っているような事は、憲法を改正しないと解決もしないだろう。左派系野党の矛盾はそこだ。
中国外務省、日本・フィリピンに警告 「碁石は結局捨てられる」
https://s.japanese.joins.com/JArticle/317368?sectcode=A00&servcode=A00
辻元清美氏が筆頭幹事…野党「護憲シフト」 参院憲法審の実質審議は見通せず(産経新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/63790a8fabe35379d9dfa7ba6b84c661867e2583
長嶋一茂「大谷選手の清廉潔白が証明された」水原一平容疑者訴追に安堵「彼の興味は野球だけ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/05ffb19b8ca18237a1b8a3f1889a3a2df680f36b
さて中国包囲網が、フィリピンの参入で、更に強力なものとなって行く事だろう。こちらは死しても総理時代の功績を残す、安倍晋三氏の案件だ。つまり中国は既に蚊帳の外なのだ。そこで焦って、こんな事になった。その関連記事だ。中央日報によると、「中国政府が、米国・日本・フィリピンが3カ国首脳会談で南シナ海問題などを取り上げながら自国を牽制したことに強く反発した。日本とフィリピンに向けては「碁石は結局捨てられる」と警告した」との事。その上で「中国外務省によると、劉勁松アジア局長が12日、在中日本大使館の横地晃次席を呼び、日本がワシントンで米日首脳会談と米日比首脳会談を通じて中国に否定的な動きを見せたことに厳正に抗議し、強い懸念と不満を表したという」との事だ。効き目はあった。これも抑止力のひとつである。中共政府は自国の首を絞めているだけだ。