元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

宝くじみたいなもの。

2023-12-03 06:57:59 | 独り言






「努力ってのは「宝くじみたいなものだよ。買っても当たるかどうかはわからないけど、買わなきゃ当たらない」。こちらも北野武さんの名言だが、確かに報われる為には、それに合ったリアクションは示さねばなるまい。それ故に努力も宝くじもだ。何事も蓄積然りである。さて今日は休みだ。午前中には母の買い物の手伝いで外出だ。(単なる荷物運びだ。)小生はジョイフルAKで細かい金物を買うが、そのどれもが廉価なもので、本格的な買い物は寧ろネット通販を利用した電子パーツ等の消耗品だ。(コンデンサーや抵抗等。)尚、その前にはフローリングの張替えを一部のみする予定だ。今日はそんな処だ。交換をするTRIOのカセットデッキ(「KX-7000」)のコンデンサーは、静電容量大きめの物だが、それが動力系にモロ影響をしているので、そこを交換すると普通に使える。他の劣化部品は大体替えた。先日にピンチローラーを交換したVictor(「KD-A3」)の方は、現在、慣らし運転をしているが、とても滑らかだ。磁気フォーマットは、やはり走行系が命である。こちらも動力系のコンデンサーは交換済だ。アジマス(録再ヘッドの角度)の再調整も終わっている。なのでとてもクリアーだ。古い「YMO」の英国ライブ(HAMMERSMITH ODEON 1980)も目の覚める音質で聴ける。余談だが、小生が利用をしている「goo blog」は、最近、急に仕様が変わり、行間が狂ったりと色々と使いづらい。特に画像フォルダーにそれが言えるので厄介である。しかしながら毎日の事だ。そこは慣れるしかなかろう。やはりスマートフォンでの編集と違い、パソコンでの方が色々と楽だ。





此処でエンタメに触れておくが、現在の衰退振りは、別にコロナ禍の約三年半だけが原因ではないように思われる。そこで情報の多様化が与えた負の部分を考えてみると、嘗ては「河原乞食」なんて言われていた俳優(元々は歌舞伎俳優を指す言葉。)が、明治になり、映画産業が発展をしようとしていた時代に板役者(舞台の板の上で演技をする役者)との区別をする為に、敢えて逆差別をして泥役者(映画初期は機材の(光量)関係から外での撮影しか出来なかったのが理由。)を「スタア」と祭り上げていたいたのだが、それがいつの間にか芸能人全般を指すようになった。そんな事もあり、昔のテレビ番組には「スター千一夜」なんてものがあったりしたのだが、その辺の話をするとキリがないので終わりにするが、芸能人なんてものは、そんな経緯で「天上の人」みたいな感覚は、嘗てはあったのだ。それが今や自身の私生活の部分をSNSやらInstagramで晒す時代だ。そりゃあ神秘性なんぞは自然になくなる。素人でもネットでは有名な人は幾らでも居るからだ。それじゃあ「芸能人とはなんじゃい!」となるのは仕方がない。それだけ芸の無い芸能人をテレビで見かける事も珍しくなくなったのだ。歌番組にしても素人が歌唱力の得点を競う番組があれだけあっては歌手の出る幕もなく、そんな番組でプロが素人に負ける事も珍しくはなくなった。「嘗ては」の言葉が続くが、こんな弱体振りを晒す事は昔はなかった。そこにはプロとしての威厳があったからだ。それが今やである。同じ言葉ばかりを連呼して申し訳ないが、つまり多様化が裏目に出たと言っても過言ではないだろう。日刊ゲンダイに「NHK紅白に多数出演「アミューズ」も赤字転落…大手芸能プロ苦境、エンタメ界に未来なし?」なんて記事があった。内容は大体、そんなようなものだが、残念な事だ。尚、ジャンルの区分が崩壊したのは、今年になり、創業者がやらかした(未成年への)数々の性暴力が明るみになった男性アイドル(グループ)の老舗芸能事務所に掛かる部分が多い。その事務所が解散となったのは、ある意味、業界から引導を渡された感もあるのではなかろうか?業界的には、寧ろ「独占禁止法」案件の方が痛いと思う。それだけ業界が狭くなり、質も下がる。その事務所の時代は終わったので、幾らかでも本来の多様性を取り戻して、華やかな日本のエンタメが復活する事を期待したい。やはりピンが育つ業界でないと駄目だと思う。





NHK紅白に多数出演「アミューズ」も赤字転落…大手芸能プロ苦境、エンタメ界に未来なし?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/332453


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