元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

本当の音楽

2024-04-10 09:35:51 | 独り言




「本当の音楽をしていれば、絶対に報われないと言う事はない」。こちらも指揮者の小澤征爾さんの名言だ。昨日、久々にレコードを聴いた。そのレコードが、ストラヴィンスキーのオラトリオ「エディプス王」。自作自演盤(1951,独ケルン)なのだが、「これぞ原典」と納得する名演で、演奏者も作曲家の意図を忠実に再現しており、とにかく見事だった。なのでこの小澤征爾さんの名言には思う処もある。「素晴らしい音楽とは、そう言うものだ」と。さて今日も休みである。昨日は、その後、8ミリフィルムのテレシネ作業で追われてしまったが、今日はその補足と編集作業だけなので、その作業用BGMとして、長丁場、思う存分、聴く事が出来る。(作業にアクシデンントも付き物である。ELMOのオプチカル側の再生は、相変わらず不安定である。(その原因は、切り替えのスライドスイッチの接触不良?))その作業は主に変換作業なのだが、これがなかなか時間が掛かる。ちょうど良いのでワーグナーの楽劇でも聴こうと思う。そんなこんなの一日の始まりだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公約数的なもの?

2024-04-09 23:37:59 | 独り言


「音楽の本質は公約数的なものではなく、非常に個人的なもので成り立っていると思う」。こちらも指揮者の小澤征爾さんの名言だが、巨匠の若き日の姿が印象に強い世代の音楽ファンは「まだ亡くなった実感もないのでは?」とも思う。それだけエネルギッシュに活躍されていたので尚更だが、自身の音楽に対する理念と言おうか、その集中力は凄いものだった。巨匠の圧倒的な演奏は、NHK-FMの実況録音の放送で聴き、しばらく音楽が聴けなくなる程のショックを受けた事も多々あり、これぞ「本物の音楽家だ。」と認めざるを得ない巨匠だ。勿論、その全部を賛同はしないが、此処までの日本人の指揮者は、近年は居ない。改めて凄い指揮者だった。1992年、第1回サイトウ・キネン・フェスティバル松本でのストラヴィンスキーのオラトリオ「エディプス王」は、作曲家の最初の自演盤に匹敵する名演だ。「譜面の裏を読むとは、そう言う事か?」と納得をする程の超名演だ。オーケストラ、合唱、独唱者が三位一体となった完全無欠の演奏だ。(演出は個人的には良かった。)



今日は休みだったが、朝から8ミリフィルムのテレシネ作業をしていたら、こんな時間になってしまった。明日は、もう少し時間を有効に使いたいものだ。さてサッサと寝よう。後の処理がまだ掛かる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西欧音楽?

2024-04-08 07:07:34 | 独り言




「日本人がどこまで西欧音楽を理解出来るかと言う壮大な実験をしてきた」。こちらも小澤征爾さんは斯く語りきである。小澤征爾さんの時代でさえそうだった。現在でも格差はある。その根本となるのがリズム感だろう。あるJAZZミュージシャンは言った。「日本人のリズム感は「エンヤートット」だ。」と。それって凄く解る。確かにそうだろう。野暮ったさがあるのだ。その最たる音楽家が、作曲家の伊福部昭さんだったり、弟子の芥川也寸志さんだ、(意外ながら黛敏郎さんも伊福部さんの弟子だ。)特に伊福部さんの場合は、神楽が基調にあるようだ。ちなみに例に上げると、1954年の「ゴジラ」第1作に、それが聴き取れる。大映映画「大魔神」も、その傾向が強い。純音楽作品も然りである。「日本狂詩曲」をよく聴くが、映画音楽以外で伊福部昭さんを聴くなら、こちらの楽曲辺りからがお薦めだ。尚、「怪獣大戦争」(1965 東宝)のオープニング曲は、1943年に帝国海軍からの委託で作曲した「古典風軍樂 吉志舞」が元になっている。交響頌偈「釈迦」も、是非聴いて頂きたい大曲だ。初演盤で聴いてるが素晴らしい。釈迦の生涯を描いており、壮大だ。



さて明日は休みなので、なるべく自身の事で時間を使いたい。昨日に久々に受けた(父の葬儀以来、一度も会えていない)旧友のメールだが、早速会う段取りをつけようとすると、また言い訳がましい事を言うので「これじゃあ今年も無理だわ!」と返してやったら、少しは流れが変わってきた。思えば「用事があり、会おうとメールをしてきた当人に会おう」とメールをすると「用事がある」だの「その日はわからない」なんて返信があるのだから呆れる。「おまえが「会おう」とメールをよこしたんだぞ」と。可笑しなものである。「最近、仕事が終わると疲れ果て、体力が続かない」とも返信が来たが、こうなると「勝手にしんしゃい!」としか言いようがなく、お手上げだ。単なる様子伺いならばそれで良いが、さてどうした事か?さて例のカセットデッキだが、NECの方はまづまづなものの、「また交換が必要なコンデンサでもあるかな?」てな状態。片やTRIOの方は、そろそろ検出スイッチの動作確認でもして、色々と頭に浮かぶ事から検証の上で細工をしてみよう。「もしかしたら配線が逆だったりしないか?」と調べる事は多々ある。そんな処だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わかんない訳?

2024-04-07 07:20:24 | 独り言


「これまで生きて、悲しみを味わった経験。悲しみは、人から教われないからね。自分でわかんなきゃ、わかんない訳だから」。今日も指揮者の小澤征爾さんは、斯く語りきである。確かにそう言う事は当人でないと経験出来ない訳だし、場合によってはトラウマになるような事まであれば尚更である。これ以上の事はなかろう。さて父の葬儀以来、何故か会えずにいる旧友からメールが来た。それで早速、会う段取りをしようとしたのだが、また予定が合わず、やはりやれやれである。何とか今年中には会いたいが、こちらも「どうなるやら?」である。(そのまま会えずに終わるかも?)今回もその旧友の希望だ。先方に用事がある筈だが、その割には合わせようとはせず、何だか不思議だ。それ程の用事ではないのだろう。その旧友とは元々趣味繋がりなので、意外と薄い関係なのかも知れない。そんな事を思ったりする。さて相変わらず格闘しているカセットデッキだが、NECの「AUK-5100」の方は、ドルビー回路の電解コンデンサが劣化していて、その交換後に経過観察をしていたのだが、ようやく(コンデンサが)馴染んだようだ。今朝、試聴をしたら安定をしていた。気のせいか、何となくだが音質も、変な詰まりもなくなり、スッキリとした印象だ。更に交換するパーツも在りそうなのでチェックをしてみるが、古い電化製品は仕方ない一面がある。古満目な整備が、そんな製品の延命になるのだ。



後は検出スイッチの動作が、何故か逆になっていてオートストップが効かないTRIOの「KX-7000」だが、なかなかその原因が解らず、あの番組(NTV「突破ファイル」)のように突破はしない。しかし思い当たる事もあるので「考えろ、考えろ」だ。早く突破したい。ちょっとした拍子に動作が不調になったので、サッサとその原因を突き止めたい。音質自体は良いのだ。焦りは禁物だが、出来ればメイン機として使いたいカセットデッキである。ガタイもしっかりとしており、その点でも頼もしい。

さて時事だが、韓国の経済学者が、日本にすり寄る発言が目立つ。だがその反面、「やっぱり?」と思う事もあり、「ダメだコリャ!」だ。もう和解云々でもないのだが、そこが解ってはいないようだ。しかし現政府も悪い。折角、安倍内閣時代に付けた、日韓関係の折り目(歴史問題等)を全てひっくり返してしまった。その時に総理だった安倍晋三氏は、別に特別な事をした訳ではなく、停滞していた案件を整理しただけなのだが、そこをひっくり返したので、当時に外務大臣を務めていた岸田文雄氏は「何を見ていたやら?」だ。勿論、事情も知っている筈だ。それが外相合意だった【慰安婦問題終結合意】だった訳で、正に当事者ではないか?だがその反面、やらかした事があり、ユネスコの歴史遺産に於ける「軍艦島」の登録に(韓国側の裏切りで)日本側が不利になる案を通してしまったのは大失態だ。(そこに居た担当官は韓国寄りとしか思えない程だ。)これこそ監督不行き届きで、現地入りをしていたら「どうなっていたやら?」と今更ながら思ってしまう。これも失望の始まりだった。



だがその後の言い訳も酷く、とても外相の器ではなかった事が解った。そんな人が総理になったのだ。もう不安しかないだろう。ちなみにそれが「朝鮮人徴用工問題」を悪化させる原因を作り、結果は韓国最高裁に於ける日本企業への賠償判決に及ぶのだから酷いものだ。つまり外相時代に唯一の功績だった【慰安婦問題終結合意】は「軍艦島」の件でチャラになった。だから総理になってからの日韓関係は、最初からマイナスだったのだが、更にした事と言えば北朝鮮への物資の横流しが疑われた件(「レーダー照射問題」の原因。)もあり、輸出に関し「ホワイト国」の撤回をしていたのだが、なんの前触れもなく、突如復活。韓国最高裁に於ける日本企業への賠償判決に関しても、韓国政府の肩代わり案を飲んでしまった。おまけに韓国側から継続を断っていた【通貨スワップ協定】も復活。(当時の韓国は、バブル経済だった。(民主党政権の経済政策の影響?)正にその「ゴールドポストを日本の方から動かしてどうなる?」だ。色々と前代未聞だ。全く「何処の国の政治家なのやら?」だ。そんな政府にありながら、フィリピン政府は、中国包囲網として、日本との情報保護協定の締結の検討に入ったのが不思議な位だ。たぶん安倍総理時代の総理外交の成果だろう。その反面、沖縄県尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に中国が設置したブイが、そのままなのは親中政権の証であると言えるだろう。そんな中国は、この前の台湾での震災を政治利用し、印象操作に躍起だ。これぞ厚顔無恥の極意。だから蚊帳の外に追いやられる。そんな劣化した中国だからこそ、何をやらかすか怖い。

「独島は我が領土」と叫ぶ18歳・韓流アイドル…「おじさん1号ファンになる」と喜ぶ「かの韓国学者」
https://www.afpbb.com/articles/-/3513465
【韓半島平和ウォッチ】社会的和解で韓日共同体に向かって進もう(1)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b51aca2b3cc02add46e8bd027b731cd130ad4e6
フィリピンへの自衛隊派遣を検討 安全保障協力「同盟国」並みに
https://mainichi.jp/articles/20240404/k00/00m/030/068000c
台湾、中国を「恥知らず」と非難 地震へのお見舞いに中国が謝意(ロイター)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6542e686683167e67cc53272242cfe9a1646296f
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュアンスの差?

2024-04-06 08:26:50 | 独り言




「言葉よりも音楽の場合はね、本当にニュアンスの差がちょっとで違うから、幅と言うか高さなのか知らないけど、奥深いんですよ。それを指揮者の場合は、意識してやっておかないと、味が出ないっていうかね」。さて今日も指揮者の「小澤征爾さんは、斯く語りき」だ。この名言に対し下手なコメントは不要だろう。そこは音楽が好きな人は、誰しも思う処だ。この前の休みに久々にレコード鑑賞をした。検聴ではなく鑑賞だ。するとまた新たな発見もあるものだ。アナログオーディオは奥深い。そのアナログだが、そろそろ「片つかないかな?」と思っているのがカセットデッキだ。早く片つけたい。



それが、TRIOの「KX-7000」と、NECの「AUK-5100」だが、一時期は双方、普通に使えていたが、何分古く、TRIOは何故か検出スイッチの誤動作で、反応が全て反対になっており、オートストップが効かない。更にNECの方は、ドルビー回路の劣化で不安定だ。(安定をするまでに30分も掛かる。)その(回路の)静電容量大きめのコンデンサは交換をしているのだが、まだ劣化している電子部品もありそうだ。今の処はそんな状態だ。尚、家庭の記録映像を元にした編集作品は、第二部の完成が、もう少しで、機材も一新した事から改めて、8ミリフィルムを再テレシネをしているのだが、HD仕様なので、変に補整をする必要もなくなった。それだけでも全然違うものだ。まあ色々とやっている。そんな処である。巷では、政府与党が荒れているが、どうも着地点が見当たらない。その張本人は総理の岸田文雄氏だが、思えば随分と色々なものを壊したものだ。取り返しのつかないものもある。元からこの人には期待をしていなかった。日韓の立場も元の木阿弥だ。

自民、160億円で首位 12年連続、24年政党交付金
https://nordot.app/1147432739407069941
世耕弘成氏が自民党を離党 党紀委の勧告受け
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA048OK0U4A400C2000000/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする