ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

驚異のイカゴロ練り餌

2011-05-23 10:01:01 | 釣り

昨日の大会で栄浜海水浴場に入った私の左右は羽幌支部の選手たちであった。あとで確認すると主に団体準優勝したCチームのようであった。私の左は、上位入賞者、右は重量だけの提出者であった。縁と言うのは奇妙なもので、私の所属する札幌中央支部が審査を担当した羽幌支部、南帯広支部それに旭川支部が、団体入賞していた。

暗いうちから左右に圧倒されていた。餌は何と伺うとイカゴロというが私の使うイカゴロではない。明けてから見えたのは茶褐色の飴状の物体を入れたタッパーであった。6本前後の針に巻き付けている。それから、私の挑戦が始まった。練り餌を付けた竿を羽幌の選手が投げるとその5m以内に私も竿を投げ込んだ。左右の選手と竿上げまでお祭りはしなかった。邪魔はせず、むしろコマセを大量に撒くのでアシストをしていたようだった。

練り餌に負けるものかと、私も針数の多い仕掛けに変えて2本の竿のすべての針に「生イソメ」ついで「塩イソメ」、「白貝」、「岩虫」、「甘エビ」そして留萌の釣り天狗さんから頂いた「ピーチコ(ゆむし)」をつけた、がアタリは1度もなかった。前回の留萌海岸の大会も羽幌の圧勝で、原因打破の練り餌に勝つ付け餌はあるのか、という崇高な目的に敵地の真只中、孤軍奮闘したが挑戦的実験は完敗に終った。私は、夜を徹して30のアカハラ1本、彼らは50オーバーのアカハラをそれぞれ数本揃えていた、明らかな差異であった。竿は柔剛2本で手段に問題はなかった。

さて、そのイカゴロ練り餌の作り方、私の左に釣り座を設け50オーバーを6本釣った方から伺ったものと、O支部長が羽幌の支部長から伺った方法は一寸違う部分もあるが、袋を破るときに袋の一部を混ぜこまないようにイカゴロを容器に入れてしっかりと練って水あめのごとく硬く練り針に巻きつけ水の中でも短時間はもつように、少しづつ小麦粉を加えて行く、という方法である。綿を加える方法や糖分を追加したり、赤く染めるヒトもいる。次回、羽幌支部に挑戦する機会に向けて至極の練り餌を作りたい。私の釣り座は一等地であったのに・・