ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

かじったリンゴ

2011-11-13 10:26:07 | 釣り
これから帯広に向かうという友人S君が、退屈しているだろうと釣りのエッセイ「さすらいの釣り旅」に加え、最近出たスチーブ・ジョブズに関するダイヤモンド誌と「STAY HUNGRY, STAY FOOLISH(竹内一正著)」を置いて行った。

釣りの本は、名だたるイワナの名場所などを巡った渓流釣りのエッセイーで、関東からランクルで北海道内にも何度も訪れている。川の名前は知っていたが、そこで大きなイワナが釣れることを初めて知った。熊が怖くて私は、とても挑戦できない。

STAY HUNGRYは、近くにいてジョブズの生き様をみてきたKさんの思い入れの濃い伝記ものである。膵臓がんを患い、肝臓移植をうける危機を乗り越えて先月10月7日逝去された。病と闘いながらも新しい製品を発表し続けた。「今日死ぬのならあなたは何をするか」という強烈な問いかけはジョブズでないとできないであろう。

アップルからマッキントッシュが売り出されたのが1984年、その翌年私は、ミシガン大学のメデイカルセンターに留学した。廊下の片隅などに乱雑に、タイプライターや使い物にならなくなった初期のPCが捨てられていたのを鮮明に覚えている。学内の研究室にマックのロゴが、あふれていた。リンゴはご存知のように「禁断の木の実」の象徴であるが、ジョブズがどうしてリンゴをそれもかじった状態のものをロゴマークに採用したのかは謎である。かじったリンゴapple coreは、皮肉にも私の患った大腸がんの造影での特徴である。