ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

苦しい時もありました

2011-11-24 09:26:32 | 釣り
昨日、釣童さんと釣りの話、本の話をして久しぶりにテンションが上がりました。おとといY教授と噂をしたタフな元上司のS教授が息子さんと一緒にお見えになり、あせって転倒し脳内血腫で手術したご自身の経験から、せっかちな私に悠然と過ごすべきと諭されました。夜半は淒い稲光が続きましたが、いまは嘘のように穏やかになっています。昼から吹雪とか。

夜、最後の点滴の管も外され、着替えが自分で出来るようになりました。少し苦しかった話もいたしましょう。術後2日後までは、硬膜外麻酔がないので、腸の痛みは麻薬性鎮痛薬を微量の持続点滴で凌いでいました。吸入麻酔による挿管が上気道に影響を与えたのでしょうか、唾液のような痰が続きました。若い時にヘビースモーカーであった為に、禁煙して25年経っているのに、エヘン虫が普段でも続いていました。エヘンが傷が痛くて思うようにいかず、痰が出せませんでした。浅い呼吸だったんです。早目にタバコは止めておきましょうね。

ビソルボンという古くて新しい吸入薬を吸わされましたが、上手く痰の喀出が出来ませんでした。S元上司は、硬膜外ではそんな痛みがなかったよ、こんないい薬はないね、といわれました。麻薬で腸の動きが低下したりするのを嫌って半分で、と我儘を言っていましたが、多くの症例の平均値の量は使わせて貰いますよ、痛みを我慢されるのが良くないと厳しく断わられました。

当日を含めて3日間は絶飲食でしたが、18日より少量の水の摂取が許されました。7階からエレベータで降りて1階のレントゲン検査室まで歩きました。看護師さんが車椅子を押してついて呉れました。部屋に戻ってから、水様便の血便が始まりました。時間おきに3回下血です。初めての経験ですから何が起きたのか、再手術か?まで頭の中をよぎりました。その後、赤味が薄くなりましたが2回続き、翌朝も半分は血か?というのがでました。ガスが頻繁にでているし、排液が血の色はしていないので、腹腔からのものでないと分かっていても、不安がその後も続きました。「縫合部分に残っていた凝血が、水で流されて出てきているだけ、心配いらない」と言われても、止まるまで不安は消えませんでした。