ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

三分粥から始まる

2011-11-22 09:16:20 | 釣り
腸が35センチも短くなると水の吸収スペースが少なくなります。便が軟かくなり下痢になることがあります。そのようなリスクがあっても、命が一番ですのでがんの口側に10センチ以上、肛門側に10センチ以上の再発危険ゾーンを切って貰った結果ですので克服せざるを得ないわけです。

釣りバスの運行中に下痢でバスを止めるわけにもいかないでしょうから、どのように食事をするのか訓練と勉強が始まります。特別食でないと下痢するなら、私は調理は無理だから一般食が食べられるまでは、家に帰ってきてはいけません!とダメだしされました。作らないなら俺が作るよ、とまだ言っていません。幸運にも料理教室に通ってレシピがあれば調理はできるようになっています。アメリカ留学の1年間英文の辻料理教室の料理本で自炊していました。おやじが金沢で板前をやっていたという血筋もあります。

重湯は一口で終わって、第二弾が三分粥です。粥は4割、豆乳は3割、豆腐料理はショッパイので1割、吸い物は塩味が効きすぎて腸を痛めるようなので0.5割、豆腐のわかめは1枚を30回かんでのみ込んだ。便が出てくるときのマーカーにするつもり。ヤクルトは一なめ、ゼリーはゼロ。トータルで1割から2割ってとこだろう。

術後食と言っても、いろんな病気があるだろうに、腸疾患に向かない術後食もあると思う。が、至適なレシピも出来る筈、非常勤講師をしているT大学栄養科の院生の課題にしよう。今日の朝食は、五分粥に格上げです。粥6割、味噌汁4割、魚のダンゴは3割、ホーレン草は1割、牛乳2割、ももジュース1割と少しづつ増やしていきます。食べられるのと受け付ける腸の調子を考えて慎重に食事量を伸ばしています。気掛かりだった腹腔内から排液を出していたチューブは、今朝抜去され、退院の秒読みに入りました。