ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

旗のもとに集まること

2012-07-19 08:59:03 | 釣り
高校や大学の同期会の事務局を長年やっているが、同期会を開催する際に「旗」のことは念頭にない。いつも間際になって別の幹事から「旗は?」と言われる。大学の旗は、旭川駅に集合した際に迷子が出たので予防策も兼ねて旭川の幹事が自腹で作って呉れたのを私が預かっている。高校の旗も旭川の幹事が作ったものだった。

旭川と旗から陸軍師団のあった街から連想するものがあるが、私は昔から、何かしら旗のもとに集まるのに躊躇する。教養時代の応援団の行進や70年安保のデモに、またベ平連のデモにも参加した。応援団にもデモにも旗があった。

どちらも、統一した行動や考えを強制する色彩が強く、勝手な自由人を標榜したい私は、好きになれない。統一、一緒の・・というのは、ファシズムの方向に進む心配がある。しかし、何かの集会を持つ場合には、進行などにも整然とした流れも必要で悩ましいものだ。

釣り会の旗は、所属する交綸会にも医釣会にもあり、普段は会長のところに保存されている。他の釣り会は、釣りバスのフロントに縛りつけて目印にしているところが多いが、交綸会でも医釣会でも使われたことはない。チョッキや帽子も全員作ったのだが、身につけているものが少ない。着用しないのは、「旗」とは、別の理由なのだろう。私は、自分の行動を縛る役割に思えてチョッキや帽子の着用は続けている。