東北地方太平洋大地震

午後2時４６分、三陸沖にマグニチュード８．８という巨大な地震が発生しました。明日12日に母の17回忌と父の33回忌の法要を営むことになって、東京に行っている孫は午後3時過ぎに着く予定だという連絡を受けており、山形に住む息子が仙台空港から午後4時頃に千歳に着くと言う電話を昨夜受けていた。

地震が起きてから、何度も山形の家や携帯に入れても連絡がつかない。テレビでは、仙台空港のある名取の悲惨な光景が写しだされ、滑走路に黒い水がじわじわと侵入してくる。気が気でなくカミさんと自宅の電話を使っているうちに、嫁さんから電話が入って2時半の便で飛んだ筈と言われた。

ほっとするが、千歳に着くまで安心が出来ない。次いで、新札幌から息子がやっと通じたと電話を呉れて一安心した。15分遅れたなら陸の孤島になった仙台空港に取り残されるところだった。孫の方は、娘夫婦がやっきになって連絡をとって、千歳空港で確保できた。たまたま、うちは災害に巻き込まれないですんだ。

リアス式海岸をはじめ太平洋岸の各地では、津波などで多くの方がお亡くなりになられました。謹んで哀悼の意を表します。地震と津波による被害は莫大なものになるだろうと思われ心が痛みます。福島県の海岸の職場に長期出張されているよちさんの無事を祈っています。原発が無事であってほしい、と祈っています。

医釣会総会

昨夜、遊釣クの会長であるシェフのご高配でGH黄鶴で医釣会の総会が開かれた。出席者は３１名、欠席者を含めると４０名を超える釣り会になっている。会長がカジカマンさんからまねものさんに替わって最初の年であった。年間賞は７回のうち５回のベストポイントで競うポイント制である。例会１位を１点とし、欠席点を３０点としている。

例会２回の優勝と１回の準優勝が効いて１８点の釣童さんが、２位以下を大きく離して年間優勝を果たした。ホッケとカレイの年間魚種別身長賞も獲得した。これで３度目の年間優勝になる。

６回目の日高と７回目の噴火湾の例会で、年間優勝を狙っていた一団がダンゴ状態でずっこけた。準優勝は、私が２９点。３位はトッチーさんで３２点。４位は会長まねものさんが３３点、のびのびさんが同点の３３点だったが総合点数の差で５位であった。

年間魚種別アカハラは、フトロ川で５１．２ｃｍを上げたトッチーさん。アブラコもルベシベツ川で４９．４ｃｍを上げたトッチーさん。カジカは、井寒台で４６．２ｃｍを上げた澤雅美さん。ホッケは水垂で４４．４ｃｍを上げた釣童さん、カレイは、文殊で３９．７ｃｍのマコを上げた釣童さん。ソイは、生地隆明さんが苫前の砂浜から５０．９ｃｍの巨大なものを上げた。これらの大物は、他の釣り会と比べても遜色はないと思われる。

祝：新しい釣り会”海猿（うみざる）”

ひげかじかさんから、手稲に新しい釣り会が出来たよ、という案内が届きました。名前は「海猿」、読み方は、うみざるともかいえん、とも呼ばれるが、会として名前は「うみざる」と呼ぶことに統一したという。最新の名刺では、kaiennは削除されている。個人参加が多かった北海道釣魚連盟札幌手稲支部の一部で釣り会を作ろうという機運が高まった結果と思われる。

釣魚連盟の全道大会では、支部長の大杉さんやベテランの木次さんらの尽力も有って、団体戦において優勝や上位入賞するようになったので、いままでの萌芽期をchildhoodとして、更に大きく発展する為に2nd childhoodと注釈を英語でつけたのだろう。自分達は北国の投げ釣りかいえん隊をもじってNorth anglers umizaruとしたのかもしれない。

札幌に、沢山の釣り会があるので釣りに因んだ釣り会の名前を考えるよりも、若者中心らしく、新しい発想で生まれたのだろう。海上保安庁のレスキュー隊とは誰も間違っては呉れないだろう、と考えてのことと思われる。会長は木次一正さん、幹事長は大杉和洋さんがつとめる。

初年度は9回の例会を組んでいる。審査法は、釣魚連盟に準じ１魚種プラス１０尾重量（アカハラは重量のみ）、この中には、バラトでの淡水大会を含んでいる。5月には、名人会との他流試合も組んで意気盛んである。常勝軍団の南支部や北支部に伍して闘えるのはいまや手稲支部になった。益々の発展と繁栄を祈念したい。

小樽のクロ、へち釣り始まる

はごとこさんの情報や小樽のパパさんのHP、神戸MPVさんの速報にあるように、小樽南防波堤で待望のクロが、へち釣りで６日より釣れ始めたとのことです。神戸さんがご指摘のように、駐車場へのアプローチはきれいに除雪されていません。

防波堤の上は、つるつるの部分が有り、今、雪が降っていますので、ライフジャケットやスパイクは生命の危険がありますので必ずお付け下さい。事故があったなら、厳重に釣り禁止になります。

磯竿やルアー竿、投げ竿などが種々使われています。ブラーに生イソメをつけたり、胴突き仕掛けにしたり、落とし込みにしたりなどで、生のイソメが統一されたエサになっています。

釣り方はへちを歩いたり、チョイ投げして引いてきたりしていますが、ひとりで何本も竿を垂らしてズボラ釣りをしている方もおります。クロが産卵に寄っているという説と、昆布や海藻などにニシンなどの回遊魚が産み付けた卵をクロが食べに来るのだという説がありますが、どうでしょうか。

もしドラ

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」、略して「もしドラ」と呼ばれている。この小説が、じわじわと売れ行きを伸ばして２００万部突破。テレビでアニメも近々放送され、映画も製作される。作者は、ＡＫＢ４８のプロジュースにも関わったことがあるブロガー岩崎夏海、男性である。

表紙だけ見ると、まんが本っかと通りすぎるような装丁だ。経営学者ドラッカーの「マネジメント」の解説をちりばめた高校野球の女子マネを主人公にした小説である。買ってきて3時間で一気に読破した、不思議な読ませる力がある。個人の感想です。

恵廸寮のバンカラで有名な応援団の部屋にいたので、成り行きから応援団のマネージャーになった。ある大学との交流戦では、札幌駅で団長が読み上げる「山坂道から来たバッタどもよ、耳の穴ほじくって、よっく聞け！」というような挑戦状を書いていた。中央署の交通課には学生達の行進ルートの許可を貰いに通った。

この女子マネは、応援団のマネージャーとは、比べようのないほどしっかりもので感心させられた。ヒトの活かし方、組織の動かし方のノウハオが丁寧に描かれている。釣り会の幹事もいろんな曲者を束ねるわけだから、年会の当初に読んでおくのも良いかも。

家族には無事で帰ることがなにより

散らかし放題にしていた部屋を片付けることにした。春先に釣り具の置きどころに困って部屋の整理整頓をするのが毎年恒例になってしまった。昨年は、前の職場を辞めるのを機に、本棚から全集類を留萌の図書館に運んだ。そのまえの職場をリタイヤした時には、釣り以外の雑誌類をすべて町内を回ってくるトラックに積み込んで貰った。

スペース造りに専念しているが貯まるものは貯まる。持ち回りの大きなカップを２ケも預かり１年間保管する場所探しも大変である。目立つところに置いておかないと来年は家探しに大変な労力が要る。この時代、６０年を超える伝統ある釣り会のカップを預かるのは大変だ。

入賞のカップとレプリカのアカハラの盾は、老人施設のリクレーションの賞品に使ってもらうことにした。フナの年間賞は、初めての記念に書庫の棚に飾った。この位の大きさがベターである。年間優勝などのカップは保存しているが、長いトロフイーなどは燃えないゴミにだした。

卒寿を過ぎた長老の顔の効くススキノの寿司屋で、総会の中締めで米寿を過ぎたＴ藤さんが「交綸会は６０年以上も懇親の釣り会を続けてきました。競技目的の釣り会ではございません。家族は、賞品を持って帰るより、無事で帰るのを一番喜んでいます。無理をせずに頑張りましょう、乾杯！」と締めた。

されどアカハラ

本日は、交綸会の総会、年間１０回のうち８回の総点数で年間賞が決められる。７回しか参加できなかったが嬉しいことに４位に入賞していた。年間１０回のうち５回はバラトでのフナ釣り、このフナ釣りでの点数が効いたものと思われた。

台風直下の黄金道路の音調津で釣った３９センチのアカハラが魚種別身長賞に輝いた。赤腹賞は、写真のように、昭和４０年前に造られた古式床しい持ち回りカップに５０本以上のひらひらがついていた。

フナの年間身長賞も獲得したが同じカップだった。見方を変えれば、二つの投げ釣り王の１０魚種のワクに入れられず、多くの釣り会で身長に計測されない冷たい仕打ちを受けているアカハラが、４５年も前からこのような立派な待遇をうけていたことを示している。

昭和４０年代のアカハラ身長賞は、４０センチ以内のものが多い。イカゴロがまだアカハラ釣りに頻繁に使われない時代だったんだろうか。たかがアカハラと言われようが、されどアカハラである。

吸湿発熱素材の肌着

この冬、ヒートテックの肌着を着て何度か釣りをしました。直接肌の上に着てみた個人の感想ですが、ヒートテックの下着を身につけてバス停で立っていると風があたると暖かい感じがしますが、じっと座っていると下肢が冷たくなります。肌に密着しているせいかもしれません。

除雪作業している最中は寒さしらずですが、汗が冷たくなると一気に寒くなります。汗の量にも関係するのかもしれません。厳寒期の釣りにネオプレーンの胴付き長靴を履いて蒸れた時にヒートテックの下着をつけていました。このあとで発疹の炎症が強くなりました。ヒートテックと発熱を調べていて、ＭＲＩ検査にヒートテックなどの発熱素材の肌着は良くないですよ、という報告に遭遇しました。

MRI:magnetic resonance imaging 画像法はnuclear magnetic resonance核磁気共鳴現象を用いて生体内の構造情報を得る方法です。ペースメーカー、入れ歯などは磁気に反応するので禁忌です。化粧をして行くと、化粧品が磁性体を含んでいるので検査時に化粧は落とさなければなりません。貼付剤、シップ薬、エレキバン、使い捨てカイロなど磁性体を含むものは熱を発生するので取り除かねばなりません。

ヒートテックなどの吸湿発熱素材を身につけているとＭＲＩ検査はしない、という画像診断科が多くなってきました。脱いで貰っているといいます。ＭＲＩ装置は、ただでさえ熱がこもり易いものです、保温素材を着ていると熱くなって動くので画像が乱れる。実際、東芝の社内テストで発熱したといいます。日本国内で、ヒートテック着用者に熱傷もあったというのです（メーカーのフイリップスに報告が有った）ので、北国の人は注意しましょう。

 

釣り会は総会シーズン

今朝、札幌は午前３時すぎより降り出した雪は３０センチ近くになりましたが、これは春のいぶきを示す春一番でしょう。

小樽も朝から雪が休みなく降っています。中通りは３０センチの積雪です。少し風がついてきました。高速バスはあきらめてJRで帰ることにして駅に行くと、塩谷と蘭島の間で雪崩で運休です。札幌からの折り返しの列車を待って帰札しました。

桃の節句が過ぎれば、啓蟄（けいちつ）です。釣り人たちも冬眠状態からいよいよ覚めてきたと思います。２月中旬頃より、各釣り会の総会が開催されて、年間釣行計画が決定しはじめました。

私の所属する釣魚連盟の札幌中央支部総会は先週行われましたが、お祝いの会があり欠席しました。交綸会は５日、医釣会は９日に昨年度の年間表彰と総会が行われます。釣りバスでの釣行が主ですが、個人的に年度はじめですので釣り保険に入って万全を期します。

フロート

仕掛けの幹糸の色や、ハリスの長さ、錘の重さ、形状、ネットの色や大きさ、などに個々の釣り人は一家言を持っています。私は、流れのままに、流行に乗って伝統に固執しないで毎回悩みながらもにやにやしながら仕掛けを作っています。弘司さんのブログを読んで、道南が紆余曲折の後にサケのフロートの先駆者となったのを知り、丁度こさえていたフロート付きネット仕掛けの作製に熱がこもってきました。

アロンアルファの近辺を説明します。サケのフロートを適当に切って両端をクラフト用のカッターでほじくってピンク玉を埋め込んでアロンアルファで接着し上から太めの収縮チューブで補強しているところです。幹糸を通すのが後では難しくなるので接着する前に糸をとおしておきます。

右下は、ＨＳ江のおやじさんから頂いたオヤジさん手作りのフロートです。両端は浮き玉を半分に切ったもので、フロートは私のものより太めのサイズです。瞬間接着剤や収縮チューブで固定しています。１ケ１００円ですから買った方が早いでしょう。あとの赤色の細長いのや丸いのは淡水のフナ釣りに使用しているプラかごの上に浮かせる為に付けるフロートです。

これらのフロートは、ホッケ狙いのネット仕掛けのネットの直ぐ上に通しておきます。コマセネットが立ち上がって集魚効果も上がり、根がかり防止にも役立つというものです。糸もネットもフロートも赤一色の釣り人に出会うこともあるでしょう。帽子も赤のＫＳＣ：king of surf casting(投げ釣り王）の帽子を被っているでしょう。