ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

怪しい空模様

2011-08-20 11:34:34 | 釣り
雨が上がって晴れ上がったが風が強い。カミさんは、洗濯日和だとベランダに洗濯ものを干している。風があると涼しくて凌ぎやすいのだが、淡水の釣りには風が難点、流れが出るとコマセが一定の場所に定まらず釣りずらくなる。雨が降ると、ダンゴを使った釣りは困難になる。この空模様だと、鯉とフナの二本立てだと覚悟した。

高校野球の決勝戦をみようとテレビをつけると、石狩、空知、後志地方に続き留萌・上川地方、十勝・日高地方にも竜巻注意情報が発令されている。空を見ると雲行きが怪しくなり、ゴロゴロと雷もなりだし、大雨注意報も出て慌てて洗濯物を取り込んだ。カミさんは、外出するので洗面所から出てこないうちに辺りは真っ暗になってカラスが騒ぎだし、強い雨、風になった。


これでは、明日の早暁からの淡水釣り大会は開催できるのかなと危ぶんだ。私が住んでいたアメリカの中西部は竜巻の通り道で、竜巻警報が出ると、怖さを知っているので、シャッターを降ろし店じまいして人通りもなくなり、みな屋内に閉じこもって警報の解除を待ちわびたものだった。私の住んだのも竜巻に飛ばされない半地下のワンルーム・アパートだった。

数年前に北見枝幸の幌別川口海岸にサケ釣りに行った時にも、「竜巻が稚内の方から北見枝幸に向かっています。海岸から避難して下さい」と、広報車やパトカーが走り回り、竿はそのままに、車の中に退避したことがあった。実際に雷と雨を伴う強風が海岸を吹き抜けて行った。宗谷からオホーツクにかけての地方は、サロマでの竜巻の怖さを知っているので外に出ないようにしているが、カミさんは、傘をさして平気で外に出ていった。

神様のカルテ

2011-08-19 12:32:09 | 釣り
今朝のテレビで宮崎あおいの姿をいつみてもキュートだな~とみていた。旦那がネットの世界で物議を醸し心配していたが、流石だ。ちっとも顔にだしていない。渦中のヒトなのに、司会のメンバーもこのことにふれなかった。がん患者に頼られるが何もできないで悩む医師の夫を支える写真家の妻を来週公開の映画「神様のカルテ」で演じる。本屋大賞をとった話題作の映画化だ。

勤め先がかわっても難病の患者が転勤先の外来で待っていることはよくある。先天性の心臓病のある妻を思い循環器を専攻した夫もいる。昨日職場の裏口で、何度も繰り返した急変を凌いだが薬石効なく亡くなった患者の棺を見送る医師の背中に無力であった自分を攻める姿をみた。

彼女は、脚本を貰った時に、自分の役回りをセリフのない場所でも、夫を黙って見守る観音様のような存在になろうと決意していた。自分のセリフを覚えることや自分の役造りで周りが見えないのではと思われるような俳優、女優達がいるなかで、真っ先に一瞬で夫のセリフを読んでしまう。

朝のテレビの対談を聞いただけで、みどころが分かる。医療職の夫をもつ妻の姿が浮かんでくる。藤澤周平が好きで「小川の辺り」を見に行こうと約束していたが、釣行が多く都合のよい日がとれなくて見逃してしまった。この映画をカミさんへのコマセにしよう。

鯉ダンゴ

2011-08-18 16:44:26 | 釣り
「21日の淡水、行くんでしょう?俺はいかないけど、仲間は張り切っているよ」「去年の熱中症さんは、今回は遠慮するって言っていた」と小樽の釣りのベテランが職場に寄って行った。「皆磯釣りのような竿を使うようだ、鯉狙いだな、あんたもかい?」と言われ、小樽にも鯉釣りの名人夫妻がいることを思い出していた。

私には久しぶりの鯉釣りなので、ラセン式吸い込み仕掛けをコマセで包んでダンゴを作る練習を開始しよう。はじめて使う鯉用のフェロモンを混ぜて固めたものが水底で徐々に崩れていくダンゴの配合はどうかが決め手だ。フナ釣り用コマセのうち、バラケとマッシュが基本になるだろう。

硬めに作ってサランラップに包んで一晩おき翌日の崩れ具合をみることにした。ダンゴのサイズは、小ぶりから開始しよう。手返しを良くする為に、FK谷さんに倣い吸い込み仕掛けにより戻しを付けて、あらかじめダンゴを作って並べて取り替える方法にする積りでいる。

道糸に、より戻しつきの中通し錘10gを付け、この下にダンゴにした吸い込み仕掛けをつける。吸い込み仕掛けのラセンの中心にくる長いハリスについた針に何を付けエサにするか。太ミミズか、トーキビか、ヨーカン、タニシ、かイソメにするか、場所によってきめろことにする。

手慰みの鯉狙い

2011-08-17 14:37:37 | 釣り
今週21日は、淡水の全道大会、フナ2尾プラス10尾重量の審査法。適当な大きさのフナが2匹いて鯉が釣れると入賞するが、鯉も来るフナも来る場所というのは中々ない。フナ狙いで入って、鯉がついてもいいように備えなければならない。

竿は、シマノの浜島(写真)など鯉に耐えるもの2本にすることにした。リールは、ドラグの効くダイワの鯉用REGAL-X(写真)を久し振りに使ってみる。予備に3号の磯竿を持って行くが、滅多に鯉は釣れないので、ボーズ覚悟で鯉用の吸いこみ仕掛けを造ることにした。

北海道の鯉釣りでは有名な当別のSS木さんに教えて頂いた2本針にてダンゴを包む仕掛けはしばらくやっていないのでパス。最近淡水大会で乗っているKW原さんに倣い、らせん使用の仕掛けにした。ラセン以外の小物を付けるとダンゴが崩れやすいのでラセンとハリス、針だけのシンプルなものを造ることにした。

毎年、鯉の名人たちが参加するが、鯉にあたることは滅多にない。そこに素人の私が鯉を狙うのは無謀のそしりを受けるだろう、が1年に1回の手慰みではないか、夢を追いましょう。ダンゴは淡水魚の吸いこみ用のフェロモン神通力(写真)で造ってみる。

夏でないとできないこと

2011-08-16 14:46:40 | 釣り
雨が続いて急に涼しくなりましたが、あまり暑いと仕掛け作りにも気が入りません。しかし、秋の釣りに備えて充分な準備が要ると思い、少しづつ作業を開始しました。長く使っていない仕掛けもサルカンなどは外して捨てます。

私は整理が悪く、夏物と冬物の衣類が混在しています。物持ちがいいというよりも捨てずに置いてあるものが貯まって場所をとっていますので、燃えるゴミとして黄色の袋に詰めています。

手ぬぐいや竿拭きなどのウエス類も新しいものに替えています。エプロン、腕抜き、合羽や手袋類も整理します。チョッキや帽子も古いものは捨てることにしました。長袖などの釣り専用に着ている下着や防寒着も捨てます。

エリモの夏は寒いので防寒着が要ることがありますので、北海道の場合、お盆近い夏でないと防寒用具や防寒着などの始末はできません。ついでに、古い背広や履けなくなったズボンも黄色い袋に詰めています。カミさんや娘の古着も詰められていました。

終戦

2011-08-15 12:19:21 | 釣り
終戦になってもすぐに父は帰って来なかった。体格の良かった父は甲種合格で昭和12年頃より二度の事変や太平洋戦争に召集されていた。私のすぐ上の兄が、1歳にもならずに亡くなって気落ちして母は叔母を頼って留萌に移住する決意を固めたのだろう。

物心ついてから何度、父の出征を見送る為に当時の札沼線の石狩沼田駅にでかけただろう。その都度、これが見納めだからね、と母から諭されていた。父の召集されている間、娘を気遣ってか、時々富山から母方の祖父がやってきた。

母を助けるわけでもなく、終戦のラジオ放送の時にも万座の泣き声を避けるように、プイっと釣り竿を担いで岸壁に向かった、「これからは釣りもできるだろう」と一言を残して。お盆だったが、意に介さない感じで、1本の竹竿にテグスを巻いただけでエサも持たずに出かけた。私は、後を追わなかった。

祖父は、短気で、若いころよくけんかをし、新湊の浜でなぐられ目がつぶされて片目が見えなかった。長男だったが、親戚一同の一致した意見で、家業は次弟が継いだ。残りの兄弟姉妹は江別、新篠津、当別、妹背牛に移住した。当別にリタイヤする前20年通勤したので、札沼線と私は、奇妙に縁が深かった。

夏の釣りに防虫スプレーと目薬

2011-08-14 09:20:25 | 釣り
川岸の草むらや海岸線の海藻のうずたかく積もった所には、やぶ蚊やぶよをはじめ夏の虫達が待っています。最近は、暗いうちばかりではなく、明けてきても攻めてきます。その為に、袖の短いシャツに替えるのが躊躇されます。

沢山の防虫スプレーが出回っていますが、肌の弱いひと向けに薬効成分の異なるものが薬局で売られています。薬剤師の扱う医薬品です。これは、いままでのものと一味違っているようです。キャンプやアウトドア向けと思いますので、薬局で相談して下さい。看護師さんはじめ医療関係者にひっそりと売れています。

私は、一般のドラッグストアーで買ったスプレーと、刺された後の処置用の医薬品の軟膏を持ち歩いています。普段も持ち歩いているのは疲れ目専用の目薬です。ビタミンB12をはじめ数種のビタミンと炎症を抑える成分などの入ったものです。これも、自分にあったものを薬剤師さんから選んで貰いました。

ドラッグストアーにも薬剤師が常駐しているところがありますから、相談されるといいでしょう。毎日PC作業をしてますので目の疲れがひどい時には涙が出てきます。眼科にかかって調べて貰ってから使用しています。今は、同じ成分の混ざったものを何本も買って、家の冷蔵庫、勤務用カバンのほかに、釣りのリュックにもいれています。徹夜の釣りで疲れ目になり涙がでたり、夏の太陽は特に目にまぶしいので使っています。竿先のあたりが見やすくなりますよ。

あなたはお盆に釣りに行きますか?

2011-08-13 15:29:36 | 釣り
私は、幼少の頃よりエンギを担いだり、迷信やジンクスを気にするタチでした。両親とも保守的な富山や金沢で育ったせいで、「お盆には地獄の釜の蓋が開くから泳いではダメだよ、釣りはもってのほかだよ」と言われてました。

それでも、中学時代は悪友たちが泳ぎに誘いに来ると、こっそりと薪と海水パンツを持ち出して、隣の漁師まちまでウニや貝類を獲りに向かいました。監視員に怒られると、別の漁師のに遠征しました。

留萌の防波堤に小サバが釣れ出すと夏で、中サバになると秋口でした。中学高学年から高校、大学の教養時代の夏休みは、留萌の瀬越浜や黄金岬で朝から晩まで泳いでいました。陽光にあたると皮膚が弱いのですぐ真っ赤に腫れあがり、ひと夏で2-3回背中の表皮が日焼けした後に皮が剥がれました。

若いころの日焼けによる皮膚の炎症による後遺症は著しく今でも沢山のホクロやシミになって残っています。夏が来ると家にいないで海岸にいましたが、お盆の間は、泳ぎも釣りも自粛してました。それが身体に刷り込まれて、今でもお盆になると釣りに行く気がしないのでしょう。

第58回道新杯争奪全道淡水釣り大会

2011-08-12 12:46:53 | 釣り

絡まぬ仕掛けのプレゼンが悪いので、壁に吊るしてみました。お盆は、殺生はしないことにして今週は休み。21日の石狩生振での北海道釣魚連盟主催の道新杯争奪全道淡水釣り大会への戦略を考えています。当番幹事は手稲支部、熱い最中に駐車場造りの為の草刈りなどがあり、ご苦労様です。釣り時間、審査法、釣り場範囲は昨年とほぼ同じ。

釣り場は、ここは誰が好きな場所と言われるような入漁場所があるので、私はそのあたりは遠慮している。毎年、釣れる場所ではないが、釣り易い場所でお付き合いをしている。昨年は、非常に熱い日でふらふらするので車に戻ってSK上さんに介抱されている時に、熱中症が私が引き揚げてきたところの近くで発生した。

今年も心配なので、十分、暑さ対策を講じて臨もうと思っている。スポーツドリンクなど塩分の補給につとめる。重いものは極力避けて、竿は3号の磯竿2本にする。3号なら鯉がついても寄せることが出来るだろうと思っている。仕掛けも3号用のものだけをもつことにする。

釣魚連盟の淡水大会の特徴は、身長はフナのみだが、重量に鯉をはじめ、あかはら、かれい、なまずなどが含まれる。モーターボートが行き来して波を立てるので華奢な細い竿は向かない大会である。石狩川本流に近い場所の大会なので、普段は釣れないような魚が釣れるので面白い面がある。一方、オーソドックスにフナばかりを釣った優勝者が現れることもある。磯が夏枯れになるお盆明けのお遊びに丁度良い大会である。

絡まぬ仕掛け造り

2011-08-11 15:16:45 | 釣り
フナの仕掛けは、細い幹糸、柔らかいハリス、小さな針で代表され、これにミミズを房掛けする投げる前に絡むこともある。仕掛けの絡みが避けて通れないといって、ハリスのサイズアップを図ると、ミミズの動きが不自然となり食いが悪くなる。

皆さんが考えた絡み防止策は、枝ス。磯釣りで使用する根がかり予防のねじり枝スを細くして長くする調整や細いプラスチックパイプでの被覆、プラピンの使用などがある。故和八さんの考えた天秤をアイナメさんが改良した天秤すら登場した。

私は、1.5号の細い竿を使用することになって、竿先に負荷をかけないように、という目的でなにかいいものがないかと札幌市内の釣り具店を探し回った。一つは、昨日の仕掛けの一番上に見える黒い細い片テンビン様のプラピンである。フナの投げ釣り目的に作られたのでは、と思うほどぴったりである。幹糸は8号より細いものでないと通らないので注意が要る。

もう一つの白く見えるプラピンは、別の店で見つけた。長いのと短いのがあるが、長いのは胴突き2本仕掛けの下針用に使ったり、作日の写真のようにコマセロケットの上のエダスに使用している。ともに、幹糸を結んでタマにして小さなビーズ玉を上下に配置すると回転がよくなって食いが深くなる。金属のピンは回転が悪い分、アタリが少ない。