ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

緊張の一瞬

2013-09-20 18:45:37 | 釣り
今日は、忙しい日。朝一に大学病院での1年と9ケ月の定期点検。がん患者では3ケ月ごとに種々の検査が行われますが、今回は採血と検尿。結果が出次第、診察室に呼ばれ、腫瘍マーカーの値を伺うのだが、値によっては、抗がん剤の治療や再手術になることもあり、釣りに行けなくなることもある。これからの生活も変わる緊張の一瞬です。

「2種類の腫瘍マーカーも低い値で、転移や再発の心配はありません、次は12月にCTを取ります」と聞いてホッとする。早速、その足で行きつけの内科を受診した。大学の検査結果を報告し、ワーファリンを増やして鼻血が続いたので、勝手に以前の用量をのんでいたことを伝えた。PT-INRが目標のレベルにあるので、いいでしょうと、前の用量に決められた。

鉄欠乏性貧血がなかなか改善しなかったので1ケ月前よりビタミンCと鉄剤を追加投与されているが、少しづつ改善されている。もうしばらく続けましょう、長く続けると肝臓にこたえるので、定期的に採血し、肝臓に貯蔵鉄が適当に蓄えられたころに中止しましょう、との言であった。昔、肝炎で入院しているので、それが心配であった。

夏に塩分を取り過ぎたのが効いて血圧が徐々に上昇傾向なので、利尿降圧薬を新しいのに変更された。色んな持病があるが、2人の同門の医師に丁寧にフォローされているのは有難いことだ。カミさんに「ホームステイーの買い出しに行くぞ」とメールを入れた。買い物の途中で軽い昼飯を取り、自宅にカミさんと買い物を降ろして、釣具店にゴロ買いに急いだ。

川口に集まるのは

2013-09-19 22:28:23 | 釣り
朝晩めっきり寒くなりましたが、如何お過ごしでしょうか?私は、やっと淡水の釣りを終了、ものの順序として汽水域のウグイ、アカハラ釣りから秋の釣りに入っていきます。サケは、豊漁のようですので、うぐいやアカハラたちは、サケの筋子を追って川口に集結しているでしょう。

禁漁区域でない川口には、ウキルアー釣りとブッコミ釣りのサケ釣りフアンが集まります。そこに、われわれのような、投げ釣り大会の参加者が混じります。誰かにサケが着くと周りのブッコミ釣りの道糸は絡まってエライことになるでしょう。

そのようなわずらわしさの外に、サケのブッコミ釣りでは、ソーダカツオをがっちりと強力な塩で絞めてニンニクなどで集魚を計りますが、このカツオのエサ取りにうぐいがうるさくささります。

エサ取り予防にウグイの身や皮が有効なときもありますが、ベテランのウグイやアカハラには無効のようです。但し、アカハラの身エサでアカハラを釣ったことは、まだありません。川口は、クマもカモメもやってきて、鳥獣魚ならびにヒトで賑わうでしょう。クレグレモ禁漁区で釣りをしないこと。アカハラ釣りにきています、という言い訳は取り締まり官に通じません。


歩く天秤這う白狐

2013-09-18 12:34:17 | 釣り
アカハラ仕掛けの両天秤を見せてとの依頼もあり、チラリとお見せします。持参するビニール袋から取り出して椅子の上に載せて携帯で撮影したものです。昨日の説明が分かると幸いです。背景には、袋に入った他の天秤が置かれています。簡単なメモ書き、乾燥剤を必ず入れています。

天秤の中心を固定させるように肩がありますが、普通の天秤にゴロ針を付けた場合には、両足を外側に開くのが一般的なやり方です。このやり方では、天秤は立ちません。秘伝F谷さんの足は前後に折れて今にも歩き出しそうです。これがキモです。

実際に、全道大会で西旭の堰堤に入漁し並んで釣っていた時にF谷さんは、この仕掛けで次から次とカジカを上げていました。両天秤のゴロがお互いに絡まないのが不思議で教えて頂いた秘訣です。アカハラの場合にも通用するか興味があるところです。

連結結びの他に、前も後ろ脚にも別のエダスを出しているのに気が付きましたか?ハリスの色が違うのはきっと役に立つと思います。観察力の鋭い方は、この天秤の後ろに軽い錘の天秤が袋に入っているのに目が行ったでしょう。根がかりのないところ、流れの少ない時のアカハラ専用です。大事に使っている頂きものです。

連続結び

2013-09-17 07:40:55 | 釣り
連休の雨で部屋の整理と針結びが進みました。今週末にはニュージからの二人の高齢の婦人を迎えますので魚臭さを取るように冷蔵庫の中を清掃しています。

涼しくなりましたので、摩り下ろしニンニクなどの臭い物件は、冷蔵庫から出して一時、車庫に疎開させておきます。

アカハラに適合した両天秤の錘の重さは、当日の時化具合、流れの速さやアカハラの活性などで決まります。軽い方がいいのか、重い方がいいのか、やってみないことには分かりません。失敗しない為に、軽いものと、重いものの他に中ぐらいの重さのものを用意しました。この天秤の錘は、歩く容の秘伝F谷曲げを用います。実釣すると分かりますが、両方のイカゴロが普通の曲げよりも絡まないようです。

両天秤の重さは、子供釣り大会の救護班で参加した際に塾頭から頂いたものを基準にしております。肝腎の連結結びは以前に述べたように、ハゴトコさんから伝授された漁師結びで、孫に白狐13号、子針は上黒丸セイゴ15号を使って、ゴロを掛けるのはフカセ15号。絡んだ時に分かり易いように、右のゴロは無色のハリスで結んだ針に掛け、左のゴロは黒いハリスで結んだ針にかけます。

敬老の日

2013-09-16 12:45:02 | 釣り
アフリカ114日のバスの旅4回のうち、26日分を観た。スーダンと言えば内紛の激しい画面ばかりを見せられていたが、今日のテレビでは、2本のナイルの交わるスーダンの首都は、内紛が収まって穏やかな顔を見せていた。

エジプトも激動の時代に入る前の映像で穏やかであった。シリヤもこのように落ち着いて欲しいと願っている。日本は大雨や竜巻が襲う気候になっているが、スペインもこの地でも砂漠化が進んでいた。

海が乾いて、塩や石灰岩の多い白砂漠や砂漠の中に埋もれかかっているスーダンの古都では、牧畜と農業で栄えていたことを示す壁画が小さなピラミッドの墓に残っていた。昔、スーダンの民が、ナイル川周辺からエジプトを支配下におさめ、アフリカの4分の1の広さの土地を領土にして王として君臨した。

今週釣りに行く留萌海岸は浸食が進んでいるが、温暖化が進むと海は狭くなるのか広くなるのか。地球も老いるが人も老いる。スーパーに買いだしに出かけ帰って来ると、雨の中を町内会長が、写真のような敬老の日の贈り物を配っていた。紅白の饅頭は、スーパーの商品券に代わっている。「僅かですが、お祝を買って」と、手渡された。町内会長自身も敬老の日の対象者、「雨の中ご苦労様です」と、有難く頂いた。

アカハラ釣り

2013-09-15 11:52:11 | 釣り
数年前の瀬棚最内川岸での釣り。最内川の左岸に陣取ったTさんが次から次に50前後のアカハラを引きずり上げてはスーパーの篭にぶち込んでいたが、Tさんの左に竿立てを構えた私はさっぱりだった。この時以来、トラウマのようにアカハラ釣りが難しいと思うようになった。

Tさんは、タコのうろを使っていたのが分かったが、タコの漁師に分けて貰う以外にタコのうろを手に入れることはできない。タコのうろを使って、利尻でも45前後のホッケを次から次に揚げる釣り人の両脇に私とD上さんが釣り座を構えたが瀬棚での繰り返しであった。

苫前では、イカゴロを真綿に吸わせて水あめの処理をしたような特殊なエサに完敗している。範囲内で50オーバーが釣れるのは、コタンベツ川、苫前、羽幌、築別、豊岬の限られたポイントだ。22日は敢えて完敗した苫前の砂浜でリベンジする積り、奇を衒わないでイカゴロで攻めてみる。明けてからカレイ狙いの遠投で虫を使ってみる。

違和感なく吸って呉れるには、柔らかい竿(1本は忍ばせていく)がいいのだが、イカゴロをダブルで付けるには向いていない。留萌海岸は凪は少なく、結構天候が変わり易いが、荒れた海では大物が釣れる。台風の後になるので波打ち際のゴミに悩まされるだろう。時化に強く50オーバーを何度か釣った実績のある長い竿を持参する。折角ついたなら刺さりのいい針で大物にのされない丈夫なもの。孫に白狐、子針に上黒丸セイゴを結んでみる。ハリスはやはりナイロンだろう。波打ち際でバラさない為にストッキングタイプの胴付きを履く。これから、竿を磨いて竿袋に詰め、砂場用の竿立てを3本と軽い竿立ても入れる。昼食後はカミさんへのコマセ「許されざる者」の映画鑑賞です。着々と準備しましょう。


のりしろ

2013-09-14 22:03:46 | 釣り
高校の同期会の宴会や二次会、三次会をスナップ写真やビデオに撮影していた級友が丁寧に1時間チョットに編集して送って呉れた。暑い間は、いろいろとあって放置していたのだが、淡水釣りアイテムの整理整頓を済ませたので重い腰を上げた。

自分がビデオに写っているのを見るのは、非常に恥ずかしい次第なのだが、元気に動いている画像として永久保存版にもなるのでは、ないかと考えた。無礼講の映像であり、編集者の同意をとって参加者分を知り合いのカメラ屋さんにコピーして貰った。

カミさんがホームステイ受け入れの打ち合わせで留守。集中して作業が進んだので昼飯が遅くなった。DVDの送り状を何度か造り上げて印刷しては、破棄していた。「振り幅」と同じように、「のりしろ」を広く、思案しながら、仕上げて、DVDのバッファー代わりに封筒に入れて終了した。

懇親会の席上で「CDやDVDを送って呉れても見る器械がないので有難迷惑だ」と言う輩もいたので、ムッして幹事の分だけコピーしていたのだが、「のりしろ」を広く、家族が見ることを考えて参加者が何を言おうと全員に送ることに決めた。

振り幅

2013-09-13 11:04:59 | 釣り
いよいよドコモのアイフォーン発売日。釣りをやっていくのにアイフォーンがいるのか?今までの携帯の機能で十分なようで躊躇している。ゼロ円相当で2年間と安売りしてきたので、尚更、そんなに危ないものかとの疑心暗鬼になってしまった。

買い替えた場合に、難儀な点は、防水がされていないこと。水の中に2度水没させている私には、多分3度目は有る。次に、昔の防水用のビニール袋に容れてストラップを付ける処置をしたとしても、一番の欠点は、重いこと。軽くて折りたたみ式が造れない筈はない。

釣り場の中で圏外の範囲が不詳なのも、命に関わることにもなるので、直ぐには飛び付けない。少なくとも今の携帯の繋がる範囲をカバー出来ているのか、繋がる時間を競うんではなく、圏外の範囲の少なさで競ってよ、と言いたい。魚や餌をいじった汚れた指でタッチパネルを撫で回すのには、直ぐに慣れるとしても、書き込みの面倒臭さには老眼の身では辛い。これは、文句を言わずに練習。プラクテイスプラクテイスかもしれない。声入力が出来るんだろうか?

ついでだが、スリープにすると長時間長持ちするようになったが、おしゃべりな釣り自慢話を聞いている内に切れてしまう危険があるので、携帯とアイフォーンを持参する必要があるのかもしれない。上のような、心配ごとに応えて貰う為に、振り幅を広くして、先ず話を聞きに行こう。ポイントは沢山溜まっているのだ。今日の午後一斉発売だが、13日の金曜日は、ゲン担ぎには向かないので明日にでも行ってみるかな。

やっぱり両天秤でしょう!

2013-09-12 20:17:37 | 釣り
以前、釣魚連盟の大会で、苫前の漁港横に入漁した際に地元の釣り人に圧倒的なアカハラの釣果に撃沈された苦い思い出がある。地の利とはいえないアカハラ釣りの根幹的な技の差を見せつけられました。来週21-22日は、初山別から豊岬までの留萌海岸での医釣会例会。で善戦する為の秘策を練っています。

うぐいは釣れても50アップのアカハラが、いるのに釣れない。地元の方は水あめ、真綿、イカゴロなどを素材とする特殊なエサを使っていました。全道大会当日、私の左右に数人の羽幌支部の選手が入って、50アップのアカハラをゴロゴロと引きずり上げていました。その特殊なエサを造ることは、先ず不可能でしょう。

何十年と留萌沿岸のアカハラ釣り師が仕上げて来たレシピをアレンジして各人が造っているのですから、一朝一夕では、叶わないものです。叶わない手段は、一旦横に置いて、自分の持ち技で攻めることも考えています。うぐい、アカハラは、フナや鯉と同じにエサを吸い込む魚です。違和感なく、吸い込んで貰うには、どうするか?「やっぱり両天秤でしょう」とH江のオヤジさんの一声でした。

両天秤にダブルで架けるのに、たっぷりとイカゴロを持って行き、鯉ダンゴをよっこいショとすくい投げしていた柔らかい鯉用の竿を使う。大物に針を折られた経験があるので、厚手の針を使う。小さいアカハラは5匹は来るだろう。50オーバーを確実に仕留める確かな針とハリスで仕掛け造りだ。釣ったアカハラを捌く日に、ニュージーからのお客さんが来る。魚臭い思いをさせるが、それもクサイ思い出として残るだろう。スペイン旅行で魚のスープにたっぷり入った生ニンニクには、降参したが、忘れられない。

分けることは、分かることです。

2013-09-11 10:20:22 | 釣り
私は、季節によって種々の釣りを楽しんでおります。私の釣りの歳時記に従って、夏は、フナと鯉のブッコミ釣り。秋には、オホーツクや日本海、太平洋の沿岸に遠征してのサケのブッコミ釣り。冬から春には、他の釣り会のバスに乗ってのホッケ釣りを楽しんで所属釣り会の例会を待ちます。

春には熊石中心に松前方面への釣り、気温の上昇とともに、瀬棚、島牧、留萌と日本海を北上します。夏に入るとエリモ岬の東黄金道路、西海岸を気候ととともに北上し、日高海岸から秋には噴火湾の奥まで遠征しています。このように、釣る場所によって竿からその他の仕掛けなど種々のアイテムの使い分けは大変ですが、大事なことなんです。いい加減に手を抜くと全く釣れません。

その場凌ぎにした釣りをすると、先週の淡水釣りの最終回のように、必ずしっぺ返しを喰います。適当に、手元に残っていた鯉用の粉のコマセをいつものフナの処方に追加してしまって、鯉をおびき寄せてしまいました。フナは、怖がって寄り付きませんでした。フナのみの大会なのに、大失敗、今年の淡水大会で最低の成績でした。

その失敗はそれで、フナの処方の正しさを教えて呉れる証左となりました。この反省を踏まえて針、糸、錘という機能別分類を止めて、魚種別に備品コーナーを模様替えしています。狙いの魚に集中して用意する原点に戻ることにしたのです。分けることの重要さを十分に知っているのに、疲れと忙しさにかまけて手を抜いてしまった、のが痛かった。分けることは分かることです。