今日のひとネタ

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国語の時間「青息吐息」

2010年08月03日 | 国語の時間
 青息吐息とは「デジタル大辞泉」によると<困って苦しいときなどに、弱りきって吐くため息。また、そのため息の出る状態。>だそうです。用例としては「物価高で青息吐息だ」など。

 10年以上前ですが、会社の若い衆が日報に「青“色”吐息」と書いてて、「青息であって青色ではない。そんな日本語はない!」と説教したのですが、「え? なんでですか? 青色吐息って言いませんか?」と平然と言われました。それだけ堂々とされるとこちらも「あれ? もしかして…」と思ったのですが、辞書で調べてもそんな言葉は出てきません。

 久しぶりにこれを思い出したのは、今日その言葉を聞いたため。TBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」で、なんと小西克哉氏ともあろう方が「中小企業は青色吐息で…」と言ってたですよ。果たして言い間違えただけか本当に勘違いしてるのか。英語が得意な人で日本語がおかしいケースはよくありますが、小西氏だけはまともだと思ってたのでちょっと意外。

 なお、青色吐息という間違いが発生するようになったのは高橋真梨子さんの「桃色吐息」がヒットしてからだと思われますがどんなものでしょう。ネットの質問サイト「OKWave」には「桃色吐息の意味は?」なんてのがありましたが、それを真剣に考えた人いるかなぁ。