今日のひとネタ

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これ、面白いです>リリーフランキー「日本のみなさんさようなら」

2010年08月30日 | ブックレビュー
 リリーフランキー著「日本のみなさんさようなら」です。元々はぴあで連載していた日本映画のレビューだそうで、各映画について2ページずつ。見開きの右ページが文章、左ページがイラストと解説となっています。

 イラストの下の解説には製作年、監督、出演者などがあって、どういうシリーズだったとか監督がどういう人だとか一応まともなデータもありますが、右の文章の方はまるで関係ないような話だったり、脇役の一人をとりあげてウダウダ書いてたりで妙に面白いです。

 誰に遠慮するでもなく恐れるものはないもなしという芸風が凄くて、この週末にほぼ一気に読みました。文庫としては2002年に出たものですが、文春文庫PLUSで今も普通に売ってますから関心のある人はご一読下さい。

 参考までにこの本で取り上げられている映画で私が見たものは、遠雷、黄金の犬、お葬式、傷だらけの天使、鬼龍院花子の生涯、雲霧仁左衛門、皇帝のいない八月、獄門島、SASORI IN USA、女優霊、仁義なき戦い・広島死闘編、戦国自衛隊、その男凶暴につき、ダイアモンドは傷つかない、Wの悲劇、トラック野郎・男一匹桃次郎、どろろ、日本沈没、HOUSE、ヒポクラテスたち、桃尻娘、竜二、ルパン三世・念力珍作戦、くらい。

 全173点なので、私が見たのは1割ちょっとですね。見た映画のレビューがどんなこと書いてあったか思い出そうとしてますが、…う~む忘れた。まぁそんな内容ですが、これを読んで「見てみたい」と思った映画も多数ですので映画界にも貢献してるでしょう。

 ちなみにこの本により見てみたくなった映画は、悪名、天城越え、宇宙からのメッセージ、宇宙人地球に現わる、陰獣、がんばっていきまっしょい、さよならジュピター、青春の殺人者、復讐するは我にあり、兵隊やくざ、野球狂の詩、ゆきゆきて神軍、など。

 が、レビューにどんなことが書いてあったのか、こちらも忘れました。これらの映画を全部見たことあるという人は存分に威張って下さい。フフン。