今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

第42回・思い出のメロディー

2010年08月21日 | TV番組レビュー

 NHKで本日放送でした。演奏曲のリストはこちらですが、今回もいろんな曲がありました。うちは家族で見てたので反応も感想もそれぞれ。娘1号の注目は「夜明けのスキャットに歌詞はあるのか?」という点ですが、ご存知の通り歌詞はあります。ただし、歌詞を忘れたときの即興であれが生まれたとかいっても通じる話かもしれません。


 プロ野球のマスターズリーグとか見てると、現役時代超一流だった人ほど老後とのギャップが激しいと思うので、歌唱力も当然衰えは見られます。そういう意味で結構得だと思ったのは山本リンダ。元々が色物ですので、テンションさえ高ければあんまり違和感ありません。そういう意味で「もうそろそろ生で歌うのはやめた方がいいんじゃないかなぁ」と思う人もいましたが、それについてはイチイチ言及しません。


 こういう番組は世代が全然違う人と見てると楽しいもので、我が家は普通にそういう状況が生まれるのですが、中村雅俊を見て娘1号は「この人って『ロード』歌ってた人だっけ?」ですと。若い人から見ると同じようなもののようです(笑) ただ、私も中学生くらいの頃は中村雅俊を見て「なんてかっこいいんだろう」と思ってたのですが、今はサッパリ。同じく「俺たちの旅」の再放送を見ても「これのどこがよかったんだろう」とか思ったり。とはいえ、当時は中学生に受けてたわけじゃなくて、大人も喜んで見てましたよね。その辺がよくわからんなぁとか思う次第です。当時好きだった人は今も好きなのかなぁ。


 あとは割とよかったのは「シンデレラハネムーン」(岩崎宏美)、「宗右衛門町ブルース」(平和勝次とダークホース)、「学生時代」(ペギー葉山)、八神純子のメドレー、「迷い道」(渡辺真知子)など。岩崎宏美というと、いつも「聖母たちのララバイ」しかないという感じでしたからこれは結構楽しめました。それと平和勝次とダークホースなんて伝説上の人物だったと思ってたのに生で見られるとは。


 よく話題にしておりますが、渋い雰囲気のライブハウスで「ブルースセッションの日」というときに「じゃあ僕の一番好きなブルースをやります」って言って「き~っと来てね~と~」とやりだすとどんな反応があるかというのが知りたいところ。まぁ多分関西地区以外では生きては帰れないでしょう。


 あとは八神純子のメドレーがありましたが、娘1号が「ギターがかっこいい」と言ってて、それもそのはず土方隆行さんでした。「ワシはサイン貰ったことがある」と自慢できた瞬間ですのでGoodです。


 そして番組の最後は全員でステージ101の「涙をこえて」でした。どうせならヤング101のメンバーに出てきて歌って欲しかったところですが、まぁいいでしょう。これがきっかけでこの曲がまた注目されるといいのですけど。


 ということで、なんか物足らなかった感が強い番組でしたがまずまず楽しめました。一応評価しておきます。