今日のひとネタ

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無理やりターナーギターを語るという企画

2010年08月19日 | ギターと楽器のこと
 
 よく知らないことをいちいち調べないで書いてみようという企画です。今回の題材は写真のターナーギター。情報源は昔の記憶と今回の広告文のみ。一応説明しておくと、このギターは真ん中にサウンドホールがあるように見えますが、実際はソリッドギターであり穴に見えるところにはピックアップがあります。私は金沢市内の楽器店で一度だけ実物を見たことありますが、弾いたことはありません。

 そもそもこの広告は1980年のもの。なので80年代前半には使われてたと思います。これを使ってたのは、フリートウッドマックのギターの人(氏名失念)と甲斐バンドの大森信和さん。フリートウッドマックの曲は聞いたことがないので、実際に聞いたのは甲斐バンドの方だけ。が、これを見たのは「BIG GIG」という都心でやった野外ライブビデオで、そのとき使った曲は「シーズン」のみ。

 なにしろあの曲はギターソロがない上に全般的にギターが目立たないのでどんな感じの音なのかわかりましぇん。あのギターのどこが気に入ってたのか聞こうにも、大森さんは既に故人だし…。フリートウッドマックのギターの人はヤングギターのインタビューで「ギブソンとフェンダーの中間で、どっちの良いところもある」というようなことを言ってました。

 この広告のプロフィールによると、アレンビックを作ったリック・ターナー氏が作ったギターなんですと。私からするとアレンビック自体がデザイン的には「はて?」と思うものだったのですが、これもかっこいいと思ったことはありません。

 真ん中のピックアップが回転するというのは当時聞いたことがありますが、別にステージでグルグルさせて「いつもよりたくさん回っております」とやるものではありません。弦に対する角度を変えられるということでしょうが、90度回すと1弦とか6弦の音が拾えなさそうな気もします。

 ツマミが確認できるだけで4つもありますが、ボリュームとトーンの高音と低音とか考えても1つ余ります。写真ではわかりませんが、記憶によるとミニスイッチがあったように思います。あと、回路はアクティブだったような…。

 どんな音なのかっても結局普通のギターのような気はしますが、もしかしてYou Tubeとかにこれの試奏音源なんかあるかもしれませんね。広告によると月産15台だそうで、今は世界にどれくらいの本数があるのやら。当時の発売価格は44万ですが、この頃にギブソンやフェンダーを買わずにこれを買った人は相当ひねくれものだったかお金持ちだったのだろうと推察されます。

 もしかしてこのギターはヤフオクに出てたりするでしょうか。アレンビックも中古では見かけないのですが、あの当時持ってた人は今も持ってるのでしょうか。いずれにしても、どっちのギターもどう見てもロックじゃないので私は欲しくないです。っても、誰かくれるって言ったら遠慮なくいただきますが、どうせ貰うんならレスポールゴールドトップか335がいいです。

 ということで、いちいち調べずに書く企画でした。