今日のひとネタ

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映画「十戒」

2015年06月07日 | 映画

 前から一度見たいと思ってたのをようやく見ました。CSの「ザ・シネマ」で放送してたのを録画したのですが、何しろ4時間あるのでちゃんと見ようと思うとそれなりの覚悟が要りますので。

 感想としては凄く面白かったです。なんか海が二つに分かれるところばっかり記憶にあったのですが、あれは最後の見せ場としてそれ以外の場面も凄くいいです。全体に映像が綺麗だしスケールも大きいし、お色気ありバイオレンスあり謀略もありオカルト系もありで、ヒットする映画の要素はすべて含まれてると。無いのは由美かおるの入浴シーンと赤穂浪士の討ち入りと丹波哲郎の演説くらいでしょうか(?)。

 ストーリーというか背景はなんとなく理解しながら見たのですが、考えてみれば聖書は読んだことはなく、モーゼが誰だとかこれはいつの時代の話だとか、結局あの人たちはその後どうなるのだとか全然知らないまま。一応調べてみると、モーゼは紀元前13世紀くらいの頃の人だそうですが、もちろん本人が紀元前13世紀だと認識してたわけはなし、実際モーゼにあった人は誰も現存しないわけで、「どのあたりまでが本当なんでしょう?」とか思いながら見てました。

 この映画は子供の頃にテレビのCMで見た記憶があるのですが、調べてみると製作は1956年。私は生まれてないどころか両親がまだ結婚もしてないです。ということは、あれは名画座のCMだったのか、1970年くらいに金沢の映画館であらためて上映したときのCMだったのか、今となってはわかりません。どっちにしろ、絵が動かずタイトルだけ出てたCMだったと思いますが。

 私としては「十戒」というと中森明菜の曲のイメージが強いのですが、そもそもあの曲はなんでああいうタイトルなのでしょう? 

 なお、「映画がわかんないなら1回じゃなく十回くらい見れば?」というしょーもない突っ込みを入れてくる人には「いらいらするわ~!」と言ってあげます。