今日のひとネタ

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鞍馬天狗やってます

2020年09月05日 | ドラマレビュー
 「鞍馬天狗のおっさんに 呼び止められた」「くら、待てんぐ!」というのは、あのねのねの歌です。

 それはそうとして、BSプレミアムで「鞍馬天狗」を発見。幕末オタクとして、これは見ねばなりません。昔から「鞍馬天狗」というのは知ってましたが、よく考えてみれば新選組と対峙したり、勤王の志士が出てきたりするので、あれは幕末の物語なのですね。

 私は学生時代、夏休みになると毎年鞍馬にバイトに行ってたので、当時は出勤途中にちょくちょく鞍馬天狗とすれ違ったりしました。私は上賀茂からスクーターで40分ほどかけて行ってたのですが、あちらは馬に乗って来たので四条方面に出勤でしょうか。昔から顔を覆ってましたので、コロナの時代でもあれならオッケーですね。

 で、今回の主演は野村萬斎。ドラマを見て「なんか、若いなぁ」と思ったら、これが2008年のドラマで今回は再放送なのでした。初回放送時にチェックしてなかったというか、私が幕末オタクになったのは2008年の暮れからなので、当時チェックしてなかったのですね。

 ところで、鞍馬天狗というと、思い出すのが昔ラジオで聞いたコント。番組はニッポン放送の「燃えよせんみつ足かけ二日大進撃」。ご存じせんだみつおさんがパーソナリティーの番組ですが、ある日「コンドーム勇 VS 鞍馬天狗ショー」というのをやってました。タイトルからして最低のコントですが、ゲストが大場久美子さんだったので兄が録音してたのを聞いた次第。

 せんださんが鞍馬天狗の役で、大場さんは芸妓の役。台本読んで進めるわけですが、大場さんが「いずけやわ~」というと、せんださんが「いずけではなく『いけず』だ。小学校は出たか。事務所はどこだ。」「…ボンド企画です。」とかいうやりとりがあったり。

 で、最後は新選組を蹴散らしたせんみつ扮する(?)鞍馬天狗が、「では、今度はワシの天狗を味わっていただこうか。フフフ、ヤッターマーン! ボッキマーン!」という、まったく無茶苦茶な結末でした。まぁこの番組のコントはこんな感じでしたが、アイドルをゲストに呼んでそんな内容をやるなんていうのはいい時代でした。(なのか?)

 ということで、「鞍馬天狗」はBSプレミアムで金曜の夜、あるいは日曜の夕方に放送中。桂小五郎が石原良純、近藤勇が緒方直人、土方歳三が杉本哲太、幾松が羽田美智子というなかなか香ばしいキャストです。ちなみに、杉作は伊藤つかさではありません。あしからず。