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ドラマ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」見ました

2020年09月09日 | TV番組レビュー
 

 先月から潜水艦に興味を持ってあれこれつぶやいてたら、「Uボート」という映画を教えてもらいました。Uボートとは、第二次大戦の頃のドイツ海軍の潜水艦の事。それを描いた物語があって、元々は小説だったのがテレビドラマになってそれを編集したのが映画にもなり、アカデミー賞にもノミネートされるヒット作になったとか。

 それで「Uボート」の映画を見ようと思ってたら、CSのムービープラスでこれの続編という触れ込みのテレビシリーズ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」というのを発見。これは割と新しいようですが、ちょっと潜水艦の匂いを嗅いでみようと見てみました。

 そうしたら、これが非常に面白い。舞台は1942年、ドイツ占領下のフランスなのですが、陸上と潜水艦内の話が並行して進み、単なる戦闘シーンばかりのドラマかと思ってたら予想が外れました。

 主な登場人物は、Uボート艦長に昇進した海軍大尉、それにより艦長を外された先任、フランス語の通訳の女スパイ、その弟で破壊工作員とつながっている潜水艦の通信兵、破壊工作員の女、ゲシュタポの男、などなど。それぞれが心に傷や悩みを持ってるので、人間ドラマというか群像劇でもあるのですね。

 軽い気持ちで見始めたので、ドイツ占領下のフランスの様子というのは想像の範囲外であり、そこの市民がどういう目でドイツ軍を見てたのかはよく知らないし、Uボートの船内にもフランス人がいたり、それぞれの立場が違ったりで結構わかりにくいです。おまけに、男性の場合は軍服を着て帽子を被ってると誰が誰だかわからなかったり。

 それ以外に、結構お色気シーンが多かったのと、登場する女性は大体お脱ぎになるし、海上では戦闘中であり、陸上ではゲシュタポが絡むので人はやたらと死ぬし、今回見たのが字幕版だったこともあり全8回ずっと画面から目が離せませんでした。

 連続ドラマ仕立てだったので、毎回いいところで終わるというのがミソで、相当ハラハラしました。大人になると色んなところに想像力が働くのでいけませんね。もっと軽い気持ちで見られればいいのでしょうけど。

 それにしても、ネットでこれのレビューを見たら「Uボートの続編と聞いて騙された」という意見もありました。確かに潜水艦での戦闘シーンとか、潜航中の極限シーンとかは少なかったかもしれませんね。私は満足したし、これの続編があるならまた見たいと思いましたが。

 そんなこんなで「センスいかん センスいかん」と言ってたら、今では団扇しか使えない体質になりました。ということで、関心のある方は是非ご覧下さい。ただしお茶の間でお子さんと一緒に見るのは不可です。