19日(土)から始まりました。ドラマのテーマは「人生の終わりに、あなたなら何を望みますか――?」。ほとんど予備知識なしで見たので、最初はなんかメルヘンチックな話かと思ったら大違い。
実際のストーリーは公式サイトによると「生きる意味を失った探偵のもとに舞い込んだ奇妙な依頼。集まったのは、いずれも心に何かを抱えた変わり者ばかり。傷だらけの天使(エンジェル)たちが、死にゆく人の「最後の願い」を叶えるために走り出す!」というもの。
「傷だらけの天使」というワードが意味深ですが、主演は江口洋介。元刑事で今は探偵である彼が、なぜ生きる意味を失ったのかは初回で大体わかりますが、助手となる上白石萌歌がどういう素性なのかはまだわからず。
初回では、スリルありサスペンスありバイオレンスあり、お色気無しという内容でしたが、感想としては結構面白かったです。一話完結で、人生の週末を迎える人をほのぼのと送ってあげる話かと思ってたら全然違いますね。
民放のドラマと違って、黙って耳をすまさないとわからないようなセリフ回しが多いので、そこの演出は評価が分かれるかもしれませんが、私はオッケーです。大森寿美男作の脚本ですが、これはオリジナル作品なのでしょうか。そうだとしたら、かなりの力作になりそうな予感。
まずは初回を見ないとわけがわからないと思います。総合テレビでは、水曜深夜12時50分から再放送がありますので、関心のある方は是非ご覧ください。今のところの出演は、江口洋介、上白石萌歌、志尊淳、板谷由夏、梶芽衣子、倍賞美津子などなど。私は上白石姉妹はどっちも好きじゃないので、どっちが姉か妹かわからないのですが、それでも面白かったというのは言っておきましょう。全五話だそうです。まずは次回にも期待と。