マンドリンが直ってきたので、また修行に励んでいます。が、肝心のトレモロがどうもうまくできず、20年前にはもうちょっと弾けてたような気がしてなりません。しかし、当時どうやって弾いてたかは記憶になく、今の世の中はYouTubeという便利なものがありますので、講座的なものを探してみました。
すると、やはりトレモロが上手くできない人のための初心者講座があって、結構ためになりました。まずはピッキングスタイルですが、小指とか薬指をピックガードに置いた方が安定するのだと。
私も昔はそうやってたかもしれませんが、今は手首を軽くブリッジに置いて小指は浮かせてました。それで、小指をピックガードに置いてみると確かに安定しますね。さらに、ピッキングは1拍にダウンとアップを2回ずつやるよりは、3回ずつ合計6回やるとうまくいくと。
ただし、6連符的に弾くと慣れないうちはどこが頭かわからなくなるので、心の中で「シンヨコハマ シンヨコハマ」と唱えながらやると、その6回が数えやすいとのことです。やってみると、確かに細かくピッキングできるのでこれはいいかもと。
ただ、我々埼玉県民が「新横浜 新横浜」とブツブツ言いながら練習するのは、どうしても抵抗があるもの。「新横浜でなければだめなんでしょうか。上福岡ではどうですか?」とか思ったのですが、そういう風に埼玉ヴァージョンで考えてみましょう。
合計6音というと、鶴ヶ島市、川越駅、嵐山町、新河岸駅、むさしの村、長瀞町、川島町、西川口、ふじみ野駅、鷲宮町、栗橋町、毛呂山町、ときがわ町、滑川町、鳩山町、などなど。
ただ、やってみると「鶴ヶ島市」と連呼するのは結構言いにくいのに気づきます。というのも、6音とはいえピッキングはダウンとアップの組み合わせを3回やるので、2音ずつ区切るようなのがいいんですね。しかも強拍と弱拍を組み合わせるようなイメージもあると。ということは、ふじみ野駅とか、むさしの村、ときがわ町、なども実際言いにくいです。
そんなこんなで考えてましたが、結局「埼玉県」でいいのでは?と。実際これでやってみると、トレモロは結構細かくできるようになります。しかも、左手で弦をミュートして右手だけペケペケ弾けば、夜でもさほど音が響かず、近所の苦情も家族の目も気にしないで弾けそう。
そういえば、アース、ウインド&ファイアーの「ゲッタウエイ」では、「アオモリケン アオモリケン アオモリケ~ン」という空耳ネタがあったような気がします。6音だと青森県がいいか、福島県がいいか、山形県がいいか、その辺極めるまで練習パターンは決められませんね。って、「どうでもいいから練習しろよ」という声が聞こえてきそうな…。