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「鐘の鳴る丘」ときいて「風の吹く丘」を思い出した話

2020年10月22日 | 日記・雑記・ただの戯言
 朝ドラ「エール」ですが、今週は主役の裕一がラジオドラマ「鐘の鳴る丘」で作曲活動を再開する様子が描かれました。それで、「鐘の鳴る丘」と聞いて思い出したのが「風の吹く丘」という曲。

 これは、つのだ☆ひろさんが結成した「キャプテンひろ&スペースバンド」のアルバムの収録曲。「鐘の鳴る丘」と「風の吹く丘」というのが、なんとなく語感が似ています。

 この「風の吹く丘」は、つのだ☆ひろさんと当時スペースバンドのギタリストだった芳野藤丸さんの共作なのですが、藤丸さんはこの頃から作曲を始めたそうです。

 そして、「風の吹く丘」に影響を受けた人もいました。芳野藤丸さんの自伝である「芳野藤丸自伝」(タイトルがそのまんま…)に、つのださんと四方義朗さんと藤丸さんによる鼎談が収録されているのですが、それによるとこの「風の吹く丘」がよほどうらやましかったのか、海援隊が「風の福岡」という曲を作ったというエピソードが紹介されてました。

 それで、その「風の福岡」の歌詞を調べてみたら「風の福岡に 鐘の鳴るこの街に」という出だしでした。なんか二重に影響を受けてますね。

 ところで、朝ドラの「エール」の話ですが、どらまとしてはこの「鐘の鳴る丘」のエピソードをもっと膨らませてもよかったのでは?と思いました。実は私は歌だけ知ってて、どういうラジオドラマか知らなかったので、日本の戦後の様子を知るにはすごく勉強になる内容だと思いました。世の中知らない事はまだまだ多いですね。