今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

2020年10月25日 伊藤蘭コンサート備忘録

2020年10月26日 | キャンディーズ・伊藤蘭
 

 伊藤蘭様のコンサートにはまた行く機会はあるかもしれません。が、このような状況下で見たことはいろいろ覚えておかねばと思い、昨日見聞きしたことを連ねてみます。将来の自分のための記事でもあります。


◇グッズ売り場

・開演の1時間前にグッズ売り場をオープンすると聞いて早めに並んだのですが、相当混雑するという予想は外れて、案外すんなりと買えました。ただ、私は追加公演であったため、熱心なファンは前の日にも来てたでしょうし、この日の昼にも来てたと思われ。私はTシャツとトートバッグを買いました。が、場内は比較的涼しく、2階席だったこともありTシャツ姿になってる人は見渡す限りおらず。(1階席の前の方はわかりません)

◇会場

・昔は渋公、今はLINE CUBE SHIBUYA。今もキャパは2千人弱ありますが、コロナ対応で席は1つおきになっており左右に人はいない状況。したがって全員で900人くらいでしょうか。ほぼ空席はなかったようには見えましたが、当日券も販売してました。前後も一応ずらしてあるので、普通なら前の人の頭は気にならない状態。が、なぜか前の人がやたらと席の左に寄って頭も傾けてたので…。

◇開演前

・スムーズに入場できたので、50分くらい前には席に着けました。席は左右でいうと中央なので、ほぼ蘭様の真正面なのですが何しろ2階席の後ろの方なので、顔を見ようとするとオペラグラスは必須。結構広い会場なので、下に降りてみたら1階席でも後ろの方は遠かったです。

・開演前には場内にBGMが流れてたのですが、70年代くらいの洋楽が普通に流れてました。カーペンターズとか。

◇場内の様子

・当然男性客が多く、年齢もやや高め。中には女性同士の方とか、割と若そうな人も一部いました。男性:女性=9:1か8:2くらい。(あくまでも私の周りです) 男性の二人連れや男女のカップルもいましたが、私のように男性の一人客も多かったような。

・今回はコロナ対応で観客はマスク必須。そして声援禁止。私は忘れもしない1978年9月23日に、福井市でファイナルカーニバルのフィルムコンサートを見たのですが、その時は映像に向かって声援が飛び、テープもバンバン飛ぶという状況でした。今回は、蘭様ご本人がそこで歌ってるのに声援が無いというのはすごく不思議な感じ。しかし、なんとか手拍子で応援したいという雰囲気は場内にむんむんと満ちてました。

・グッズのペンライト(というか、結構大きいです)を持ってる人が、1階席の前の方には結構見えました。もしかしたら、1階席は相当な比率だったのかもしれません。あれを持ってると手拍子しにくいというのはあるのですが、例えば「哀愁のシンフォニー」でテープが一斉に飛ぶところの迫力はあの光の流れで、ちょっと再現されてた感じはします。この状況では効果的だったかもしれません。2階席ではちょっと…ですが。


◇ステージセット

・左右に洋館が4つ並んでるようなセットがあり、それは結構な高さがありました。中央にはひし形の台があり、前半はその上で歌うことが多かったです。ステージ奥の壁には楕円形のセットがあって中央に「Ran」の文字があったのですが、それはタイムトンネルをイメージしたのだとか。3月にテレ朝の「Japanぐるーぶ」という番組で、新宿文化センターの公演の模様が紹介されてましたが、セットは同じように見えました。

・今回印象的だったのは照明。曲によって凄く細かくて趣向が凝らされてた印象です。ああいうのは大きいステージの醍醐味でもあり盛り上がるので、そこはアッパレと言いたいです。

・アンコールでは、ステージに桜の花びらが降り注いで、本来はこの公演も春にあるはずだったんだなぁ、四国や九州、札幌、仙台でもあるはずだったのに…と思いました。


◇バンド編成

・バンマスは前回と同様キーボードの佐藤準さん。ちなみに佐藤さんは伊藤蘭さんと同い年だそうです。「微笑がえし」の頃には既にバリバリの売れっ子ミュージシャンだった印象ですが、あの頃はまだ若手だったのですね。

・編成は、キーボード、ギター、ベース、ドラム、サックスに女性コーラスが2名という比較的こじんまりとした編成。昨年はパーカッションもいたかもしれません。どのプレイヤーも凄腕でしたが、キャンディーズナンバーでオリジナル通りのソロを凄くいい音で聞かせてくれたギターの方には大アッパレをあげたいと思います。ちなみにエレキギターはメインがテレキャスター、途中でテレキャスターシンライン、新曲のみ変わったデザインのセミアコでした。2階席からはヘッドの文字は見えなかったのでブランドはわからず。

・蘭様の衣装替えの時にはバンドだけの演奏があって、そこではソロ回しもあったのですが、どれもバッチリと決まって凄い人たちでした。

・昨年発売されたソロ作品でのアコースティックな曲では、ベースの人が結構な頻度でウッドベースを弾いてたのも印象的でした。ステージでもあの音を出したかったのでしょうね。


◇衣装

・前半は2~3曲ごとに衣装替えがあり、キャンディーズナンバーの途中でも上着を脱いで黒い衣装になったりで、アンコールは真っ赤なドレスでの登場でした。どれも素敵でした。


◇セットリスト

・特にメモはしてなかったのですが、今朝のスポーツ報知にセットリストが出てました。基本的に引用させていただきます。報知には「スーパーキャンディーズ」は書いてなかったのですが、追加しておきます。コーラスのお姉さんたちがステージの前に出てきて「C・A・N・D・I・E・S」と叫び、観衆は叫ぶことができないので拍手7つで思いっきり応えるという趣向でした。

1.Wink Wink
2.ああ私ったら!
3.ミモザのときめき
4.恋とカフェインとスイーツと猫舌
5.LALA TIME
6.Let's ・微・Smilin'
7.Walking in the cherry
8.恋がひとつ
9.アンティック・ドール
10.マグノリアの白い花
(スーパーキャンディーズ)
11.危い土曜日
12.その気にさせないで
13.ハートのエースが出てこない
14.哀愁のシンフォニー
15.やさしい悪魔
16.年下の男の子
17.暑中お見舞い申し上げます
18.春一番
19.微笑がえし
<アンコール>
秘密
女なら
恋するリボルバー(新曲)
Please Come Again


 本日の画像は、この3月の公演後に放送された「japan ぐるーぶ」という番組でのインタビューの様子ですが、あらためて見てみるとその時に蘭様は「当時は若すぎてライブに来られなかった方が、その思いを果たそうとキャンディーズの曲を聞きに来て下さることもあるでしょうし…」という事をおっしゃってました。まさに私のような者のことも気にかけてくれてたのですね。

 この時は色々語られてたのですが、色々経験してきた上で是非とも聞きたいと思っている人に応えなければ!という思いもあったとか。アイドルとして、女優として、歌手としてだけではなく、本当に素敵な人だと思います。ファンで良かったです。私も思いは果たせました。自分の中では一旦ケリがついたとは思ってますが、蘭様については一生応援していきます。