大人気医療ミステリー、田口&白鳥シリーズ第5弾! 不定愁訴外来の田口公平医師はいつものように高階病院長に呼び出され、エーアイセンターのセンター長に任命されてしまう。そのため田口は、搭乗大学病院に新しく導入された新型の縦型MRI、コロンブスエッグの説明を技術者の友野から受けていた。しかしその矢先、MRIの中で友野が亡くなった。死因は不明で、過労死と判断されたが・・・・・・。裏表紙より
『シリーズ第5弾!』だお!
桜宮サーガの記事はこれが今年初だってそんなバカな
元の本は2010年9月
なお「いと もった?」と元ネタが同じだけだよ!
1章『平凡』・・・・・・?
ショスタコーヴィチはもう歌わない
5月25日午前8時
東城大学医学部付属病院本館地下・画像診断ユニット
俺は田口公平という名の平凡な中年医師だ。
ウソツキはドロボウのはじまりだぞ?
「気の毒に。過労だったのかな」新型MRIの調整をしていた技術者・友野が死んでました
表紙はオレンジなのにブラックな話題がメインなのかな?
事件性は無さそうな感じだけど死因がハッキリしない
できれば解剖したいところですが
「これ以上、ユウちゃんを傷つけたくありません。何もしないでください」連絡を受けて駆け付けた母親が解剖を拒否
「でも、解剖をしないと死因はわからないので・・・・・・」
「病気でも事故でもないのなら、死因なんてもうどうでもいいんです」
遺族感情としてはそうなるかなー
そこでエーアイですよ
「司法解剖に回す例だけに費用を払う? じゃあCTで調べて問題がなくて、司法解剖にならなかったら、費用は払ってもらえないんですか?」バカじゃないの(直球)
俺が驚いて尋ねると、検視官はうなずく。
「そういう規則でして」
え、これ2018年現在もそうなん・・・・・・?
(軽くググるも出版当時そうだったとしか確認できず、PDFも読まないとダメか)
母親にエーアイについて説明してみた
「是非、お願いします。ユウちゃんがなぜ亡くなったのか、知りたいんです。でもそのために身体を切り刻むなんて、あんまりなので・・・・・・」わかるならそりゃわかるほうがいい
いっそ義務化して費用は国負担でええやん?
2017年の年間死亡者数が134万人?
1件5万(ちっと古いか?※PDF)として670億・・・・・・
潜水艦1隻諦めればいい(来年度予算※PDF)ね楽勝だね
残念ながら、今回はエーアイでも死因を特定できませんでした
「同じ死因不明でも、何も調べなかった場合とは質が違います。過労が原因の脳出血や心筋梗塞ではない、という程度の判別もできます」hmhm
非ブラック証明つまり企業も負担すればええねん
2章『思い出すのも忌々しい話』なんて大袈裟だなー
華麗なる災難
5月15日午前9時
東城大学医学部付属病院4F・病院長室
神経内科の万年講師、そして、不定愁訴外来の担当者である俺が、島津と一緒に仕事をすることになった理由は、思い出すのも忌々しい話が発端だ。
だってさぁ
俺は確信する。今日の呼び出しはいつものアレ、だ。つまり無理難題の丸投げだが、さすが病院の最高権力者、いきなり本題から入らず、外堀を埋めるところからやってきたわけだ。『いつもの』じゃん
つまり平常運転だよ?
3章フレーフレー ぬ・ま・た
モニタ会議は踊る
5月8日午前10時30分
東城大学医学部付属病院3F・大会議室
そうだ沼田、負けるな沼田、お前の言っていることは九割方は間違いだが、そんなことはどうでもいい。とっととその腹黒タヌキをやっつけろ。
がんばれがんばれ ぬ・ま・た
まぁその辺は過去の映像なんですけどね
つまり
「というわけです。この人事、お引き受けいただけますね、田口先生」しってた
4章ついにグッチー、いや田口閣下が本気を出し始めたということだね!!!
廊下トンビの昇天
5月15日午前10時
東城大学医学部付属病院1F・不定愁訴外来
「しかし島津准教授や笹井教授の自薦を押しのけ、リスクマネジメント委員会委員長の肩書きを振りかざしてセンター長就任をごり押しするなんて、田口先生もとうとう出世欲に目覚めたのかと思うと、僕もうかうかしていられません」
5章1番良くないのはニワカの知ったかぶり
がんがんトンネル魔人の忠告
5月15日午前11時
東城大学医学部付属病院本館地下・画像診断ユニット
人は自分が大切に思っている領域に、無知蒙昧で無神経な人種が乱入してくることを嫌うものなのだ。
6章君はバブル3部作を読んでもいいし読まなくてもいい
桜宮岬の邂逅
5月15日正午 桜宮岬
「昔、この地に桜の木を植えようとした人がいました。だが私は、その苗木を引っこ抜いてしまった。あの時の自分の行為を、私はいまだに責め続けています・・・・・・」
7章「お前もう堕ちてるよ!」「・・・・・・アホな」(りくるーとから)
北からの使者
5月15日午後6時 SCL本部広報室
「医療中心で稼働するエーアイセンターなどという得体の知れないシステムが完成したら、近い将来、警察の威信は地に堕ち、手酷い打撃を受けるでしょう。リスクは小さい芽のうちに摘んでおくに限る、と思いまして」
警察庁の『無声狂犬』斑鳩と極北市監察医務院院長・南雲の悪巧み~
「・・・・・・北はどん底であるが故に、予断を許さない」君はクレイマー(&ラプソディ)を読んでもいいし読まなくてもいい
8章なん・・・・・・だと・・・・・・?
闇に潜む眼
5月15日午後10時45分 桜宮市蓮っ葉通り
「お腹が空いたわ。ねえ忠義、この麻婆豆腐丼、もらうわよ」
9章解剖だけだと手が足りてないからエーアイをやろうって話なのに、
異業種顔合わせ
5月20日午前11時
第1回エーアイセンター運営連絡会議 大会議室
「画像は影なので、解剖を必ず追加せよ」と主張する笹井教授と、「エーアイは必ずしも解剖を必要としない」という島津が真っ向から衝突し、互いに一歩も譲らない。
笹井教授はバカなのかな(直球)
え、これフィクションにおける法医学者の主張DAYONE?
10章え?
副センター長がいっぱい
5月20日午前11時30分
東城大学医学部付属病院本館4F・病院長室
「ひょっとしたら、と思っていたんですが、これではっきりしました。田口先生は私のことを恨んでらっしゃるんですね」
11章5作目にしてあのレギュラーがなぁ
火喰い鳥、襲来
5月22日午前9時
東城大学医学部付属病院1F・不定愁訴外来
「アレはもう僕の手の届かないところへ行っちゃったんです」
12章反エーアイな連中を黙らせることができればよし、
スカラムーシュの爆撃
5月22日午前10時
第2回エーアイセンター運営連絡会議 大会議室
それくらい、やってもらえなければ、わざわざ危険を冒してまで悪名高いスカラムーシュ、彦根新吾を招き入れた甲斐がない、というものだ。
収集がつかなくなったら上司が責任を取って辞職すればよし
いわゆる隙を生じぬ2段構え
13章知らなかったのか?
碧翠院の玉手箱
5月22日午前11時
第2回エーアイセンター運営連絡会議 大会議室
おのれ、タヌキ親父め。
『タヌキ親父』の『丸投げ』からは逃げられない
14章エーアイセンター創設のドサクサに紛れて新型MRIゲトー
縦型MRI、コロンブスエッグ
5月22日午後1時
東城大学医学部付属病院本館地下・画像診断ユニット
このタイプのMRI導入は島津の長年の悲願だったが、ようやく叶ったわけだ。
15章MRIマジヤバイ
磁性検査と交響曲講義
5月22日午後3時
東城大学医学部付属病院本館地下・画像診断ユニット
「クエンチ?」
「液体が気体に変わる瞬間に起こる爆発です。温度が上昇すると、液体ヘリウムが気化します。そうなるとヘリウムの体積は七百倍近くに膨張し、爆発が起こるんです」
「ビックリ写真で驚かすために、わざわざボンベを運びこんだんじゃないの?」MRIマジヤバイ(2回目)
「とんでもない。本当にここまで飛んで来たんですよ。こうなってしまったら、もう剥がせません。一回ヘリウムを抜いて、磁場を停止しないと取れないんです」
グッチーはシステム技術者・友野にMRIの解説をお願いしたのでした
いやーとてもわかりやすい説明だったなー
この部屋は友野が用意したっていうクラシックの音楽もイイ感じだしなー
「気持ちが安らぐね。やっぱりモーツァルト好きって性格がいいのかなあ。」やっちまったなぁ!
「は?」
16章斑鳩さんへ
桜宮の遺産
5月22日午後3時 メゾン・ド・マドンナ
「その理由がわからないので、要注意かと」
つ[ナニワ・モンスター]
「手段は宇佐見に任せる。以後、いつ開始しても構わない」動き出す
17章つまり大物議員とはおっとっと
キラー・ラビットの蠢動
5月24日午後4時 桜宮市警・地下射撃場
「霞が関では、大物と書いて、〝バカ〟と読むそうですきに」
「今夜はショスタコーヴィチのCDを買って聴くとするか」そして1章へ・・・・・・
「ああ、そうしろそうしろ」
18章警察の動きがどうも怪しい
ミッシング・リンク
5月26日午前10時
第3回エーアイセンター運営連絡会議 大会議室
もっともこうしたことは、社会科の教科書には一行も書かれてはいないのだが。
でぇじょうぶだグッチーは警察庁の『電子猟犬』と仲良しなんだから
「加納、玉村と一緒に出張しております」タイミング悪い
偶然てこわいなー
19章書類を片付けながらハイパーマン・バッカスを視聴しつつポテチを取り食べる
潜入
5月27日午前10時 SCL本部広報室
――ひょっとしてコイツはものすごいヒマ人なのか?
それくらいできないと官僚にはなれないんですお(てきとう)
轟音が響きわたった。前作のように会議室が主戦場だと思った?
(下巻に続く)
残念!本格『医療ミステリー』でした!
上下巻セットで買えってことだよ言わせんな