世界最大の秘密結社、フリーメイソン。その最高位である歴史学者のピーター・ソロモンに代理で基調講演を頼まれたラングドンは、ワシントンDCへと向かう。しかし会場であるはずの連邦議会議事堂の<ロタンダ>でラングドンを待ち受けていたのは、ピーターの切断された右手首だった! そこには第一の暗号が。ピーターからあるものを託されたラングドンは、CIA保安局局長から、国家の安全保障に関わる暗号解読を依頼されるが。裏表紙より。
ロバート・ラングドン教授シリーズの3作目。
「ダ・ヴィンチ・コードの人」と言えば、知らない人の方が少ないはず。
元の本は2010年3月。
1日曜の朝6時、ラングドンに、
けっして落胆させたくない、もうひとりの人物だ。
『友人にして恩師』である歴史家のピーター・ソロモン・・・・・・の、秘書が電話してきました。
ワシントンDCで開くパーティで講演してほしいんだってさ。今夜。
特別にジェット機を手配て・・・・・・フリーダムすぎて降参するしかwww
そんな訳で、ラングドンはワシントンDCの『国立彫像ホール』にやってきまし・・・・・・
8えっ
案内係はとまどった。「存じません。開始時刻は何時でしょうか」
「いまだよ!」
男はかぶりを振った。「今夜、スミソニアン協会の何かの催しがあるとは聞いておりません――少なくともここでは」
一体どういうことだい?
秘書のアンソニーに電話で確認してみようじゃないか・・・・・・
「ピーター・ソロモンはおまえがきょうワシントンにいることなど知らない」男の声から南部訛りが消え、低いささやき声へと変わった。「ミスター・ラングドン、おまえがここにいるのは、おれがそう望んだからだ」なん・・・・・・だと・・・・・・?
9なん・・・・・・こいつは、明らかにヤバい奴だ((;゜д゜))
「ソロモンは門の見つけ方を教えたうえで、それを解き放てる人間はひとりしかいないと明かした。それはおまえだと」
「ピーターがそんなことを言ったなら、それは思いちがいか・・・・・・嘘だ」
「そうは思わない。それを告げたとき、ミスター・ソロモンは衰弱しきっていたから、信じてやるべきだろうな」
どうやらワシントンにあるという『古の門』、その解放が目的・・・・・・らしい。
でもラングドンには心当たりがまるでない。
しかし「敵」は、目的のためには手段を選ばないことをラングドンに見せつける。
10うわあああ((;゜д゜))ああああ
そんな。
そして友人の身を案じるラングドンに、さらなる悲劇が!
16CIAの局長様サトウが、どういう訳かラングドンをロックオン!
「接続にはなんの問題もないよ、教授」サトウは言った。「それから、わたしは戯言を聞かされるのが大きらいでね」
ラングドンが、国家の危機を『回避するのに役立つ情報』を持っている
・・・・・・はず、と言い張って離さない。
この件もラングドンには心当たりがないというのに(´・ω・)
ところが、ラングドンはその知識と閃きをつい発揮してしまうのです。
17なぜ自分が呼ばれたのかわからないと言いつつ、
サトウは細い腕を組み、漆黒の瞳でラングドンを見据えた。「教授、なぜこの場にいるのか心あたりがない人間にしては・・・・・・なかなかみごとじゃないか」
敵が残した暗号を解読し始めちゃうんだから・・・・・・
「なぜ知ってる?→関係者だからに違いない」と周りが思うのは当然の流れ。
この教授、まるで成長していない(確信)
うっかり自らの首を絞め続けるラングドンは、あることを思い出しました・・・・・・
24かつてピーターから託された謎の小箱。
いまこうして連邦議会議事堂に立ちつくしながら、ただひとつ確信できることがあった。自分がみごとに期待を裏切ったと知って、ピーター・ソロモンは恐れおののくだろう。
ピーターが『護符』と呼んだソレを、うかつにも今ここに持って来ていたのです!
30いやいや、わかりやすいあらすじをありがとう教授!
ピーター・ソロモンが自分に護符を託し・・・・・・妄想に取り憑かれた異常者が自分をだましてその護符を議事堂に持ってこさせ・・・・・・それを用いて神秘の門を解き放てと要求し・・・・・・その門がおそらくSBB13と呼ばれる部屋にある。
どうもよくわからない。
『どうもよくわからない』ままラングドンが行動していた頃、
「敵」は、ピーターの妹にして純粋知性科学者であるキャサリンに近づいていました・・・・・・
37この刺青男、本当に手段を選ばない・・・・・・!
<ウェット・ポッド>に新しい標本が加わったぞ。
キャサリン、逃げてー
そしてラングドンの方もますます厄介な事態に!
40う、嘘なんか言ってねーし!
「ひとつ問題があるんだよ、教授」背後でサトウの声が大きく響く。「いま新しい情報がはいってね。あなたの嘘はもうたくさんだ」
「この件の鍵を握る(っぽい)重要アイテム」の存在を話さなかっただけだし!
「時間をもらえれば、説明しますよ」\(^o^)/・・・・・・?
「CIAの本部で頼むよ。さしあたって、拘束させてもらおう」
「ピラミッドを持って!」男は命じた。「ついてくるんだ!」『気品ある』謎の男、登場。
ピーターは無事なのか?知らぬ間に敵が迫るキャサリンは?
そして「CIA局長をぶちのめして逃走」という状況に追い込まれたラングドンの運命は?
怪しい、というか真っ黒なのは刺青男・マラークだけど、絶対黒幕がいるはず。
そしてラングドン以外は全員怪しく見えるから困る。
まだ続きを読んでないから言うけど、今のところピーターも容疑者。
むしろ1番怪しい・・・・・・『右手首』がなんだって?
死体で出てくるまでは容疑者でござる!
「推理小説というのは」
「決めつけてかかり」
「間違っていたら「著者スゴイナー」でいいんです」
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